weekly Food104 Magazine 2009年6月24日号

メルマガバックナンバー

● 新店オープン情報
● 日本外食ニュース
● チャーリー・下城のニューヨーク・ニュース
● 海外レストランNEWS 米国レストラン情報
● 海外レストランNEWS 韓国レストラン情報
● 食ビジネスニュースリリース
● 王利彰のレストランチェック

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莫莫居 鶯(ばくばくきょうぐいす) 今週のおすすめ

茎はシャキシャキ、緑の濃い葉は肉厚で、小松菜より大きな青菜といえば・・
そうです、今回のテーマは「江戸菜」です。

江戸菜は、千葉県八街市の「旦千花(たちばな)農園」のオリジナル野菜です。
小松菜の品種改良や生産方法の改良など、数年の研究を経て今の「江戸菜」が
誕生したそうです。江戸菜は炒め物に最適で、加熱してもボリューム感抜群で
す。火をとおしても、シャキシャキ感はしっかり残るし、炒めても、色落ちし
ません。

当店でも「ハーブ三元豚厚切りバラと江戸菜の柚子胡椒炒め」がとても人気メ
ニューなんです。

さらに江戸菜は、小松菜同様栄養価が高く、なんと、カルシウムはほうれん草
の5倍! カロチンやビタミンCの含有量が、他の作物よりも豊富で、動脈硬化
や風邪の予防、ストレス解消、骨粗鬆症の予防、がん予防などの効果が期待で
きると言われています。

江戸菜は、当店の名物「常夜鍋」の具材としても使っています。
ハーブ三元豚のあっさりとした旨味と、しっかりとした常夜鍋のお出汁ととも
に、江戸菜をシンプルに召し上がってみてはいかがでしょうか。
この暑さも、おいしい食べ物とお酒で乗り切りましょう!!

担当 :店長 藤代(ふじしろ)6月より新任の店長になりました。
よろしくお願いいたします。

TEL  :03-3987-0085
メール:info@bakubakukyo.com

ほっこり和食 莫莫居 鶯 (ばくばくきょ うぐいす)
東京都豊島区西池袋1-18-1 五光ビルB1
電話  :03-3987-0085
メール :info@bakubakukyo.com
地図  :http://www.bakubakukyo.com/shop.html
営業時間:年中無休(年末年始以外)
ランチ  月~日 11:30~15:00
ディナー 月~土 17:30~24:00
日・祝 17:30~23:30
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● 新店オープン情報 ———————————————-■□

■ とろけるクレープをテイクアウト「MOMI&TOY’Sプランタン銀座店」オープン

口に入れた瞬間ふんわり「とろけるクレープ」MOMI&TOY’S。 百貨店進出第一
号店「MOMI&TOY’S プランタン銀座店」が6/4、プランタン銀座本館B2フロア
にオープンしました。

最大の特徴であるフワフワの「とろけるクレープ」をできたてのおいしさその
ままにテイクアウト。 新型パッケージ「エアラップ」(特許出願中)は、焼
きあがったクレープを空気で優しく包みこむことで作りたてのフレッシュ感を
そのままにお持ち帰り頂くことができる特殊パッケージ。できたてのクレープ
を、おいしい形そのままにテイクアウトすることが可能になります。

通常、クレープは小麦粉のみを使用しますが、MOMI&TOY’Sでは小麦粉の量を最
小限にして、代わりにある粉を使っています。その粉とはアーモンド粉。 ア
ーモンドを細かく砕いた粉を使用することにより、ふんわりサクサク、お口に
入れればとろける食感を実現しました。素材も新鮮!厳選された生食用タマゴ
と光る職人技 衛生管理の行き届いた国内産の銘柄鶏卵の中から、新鮮なもの
だけを厳選して使用。

また、焼きあがった生地にたっぷりの生クリームと具材を入れて、 素早く巻
き上げることにより、食べ始めから最後の一口まで生クリームがぎっしり詰ま
ったクレープに仕上がっております。新鮮な生クリームとフランス産のリキュ
ールをブレンドして、必要な分だけを店頭でホイップ。しかも、季節に合わせ
て生クリームのレシピを変えるので、四季を通しておいしいクレープの提供が
可能になります。さらに、生クリームには海洋性コラーゲンを配合。 美味し
くて、お肌もツルツルの魔法の生クリームです。

○メニュー例
人気メニュー ベスト5
No.1 いちごチョコ生カスタード
No.2 いちご生クリーム
No.3 カリカリベーコンの温玉シーザーサラダ
No.4 キャラメル巻アート?
No.5 モミ&トイズのThe ティラミス

○店舗データ
住所:MOMI&TOY’S プランタン銀座店
東京都中央区銀座3-2-1 本館 B2F
アクセス:JR山手線「有楽町」駅中央口より徒歩5分
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅4番出口より徒歩2分
東京メトロ丸の内線「銀座」駅C6、C8、C9出口より徒歩2分
営業日・営業時間:火~土 11:00~20:30
日・月 11:00~19:30
(プランタン銀座 営業時間に準ずる)
定休日:無休(プランタン銀座 店休日に準ずる)
坪数・席数 :5坪/6席

○URL: http://www.momiandtoy.com/special/Printemps

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● 日本外食ニュース ———————————————-■□
6月16日から6月22日 日経MJ フードビジネス より

■ テンアライド、低価格業態、3倍の40店に
2009/06/17 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=8207&NewsItemID=
20090617NRS0096&type=2
http://www.teng.co.jp/tenpo/sakaba/index.html

居酒屋チェーンのテンアライドは低価格店「テング酒場」の出店ペースを上げ
る。2010年3月期は9店の新規開業と20店前後の業態転換を計画する。景気後退
で飲み代を節約する消費者が増えていることから、テング酒場の集客は好調。
今期末には前期の3倍近い約40店体制を敷く。他社が低価格居酒屋に力を入れ
ているのに対抗し、節約志向の客の取り囲みを急ぐ構えだ。

■ すかいらーく 店内POPに広告募集 チラシラックは1店単位で 本業の収益補完
2009/06/17 日経MJ(流通新聞)
http://fran-fci.jp/2009/06/post_379.html

すかいらーくは店内広告事業を強化した。テーブル上の店頭販促(POP)物を
広告媒体に使うほか、フリーペーパーやチラシを置けるラックの使用を1店単
位でも受け付けるようにし、広告主を幅広く募集できるようにした。1日平均
400人にのぼる来店客数をアピールし、本業の収益を補完する。

■ 缶コーヒー 初の「ジョージア」以外 コカ・コーラグループ 伊社ブランド
使用
2009/06/17 日経MJ(流通新聞)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20090616/1027024/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090616-00000022-maibz-ind

コカ・コーラグループは缶コーヒー「illy issimo(イリー イッシモ)」を
22日に東京で先行発売する。同グループが「ジョージア」以外の缶コーヒーを
発売するのは初めてで、女性でも飲みやすいようにボトル缶を採用した。順次
販売地域と販路を拡大する。

■ 網走ビール、生産能力2倍、日産5,000本に
2009/06/17 日経MJ(流通新聞)
http://www.takahasi.co.jp/beer/

【釧路】地ビール会社の網走ビール(北海道網走市、高橋康弘社長)は7月中
にも、ビールと発泡酒の生産能力を約2倍に引き上げ、年間200キロリットルに
増強する。発泡酒の販売が好調なうえ、今秋発売する新商品の生産にも備える。
多くの地ビール会社が苦戦する中、ヒット商品のシリーズ化で収益拡大を目指
す。

■ アンビ、生キャラメル専門店、全国百貨店に出店
2009/06/17 日経MJ(流通新聞)
http://202.69.230.164/headline/815/index.html

洋菓子販売のアンビ(大阪市)は生キャラメル専門店を全国の百貨店に出す。
6月の東京を皮切りに、7月に広島と福岡に新店舗を開く。大阪市内の既存店と
合わせて年間20億円の売上高を見込む。名古屋や横浜への進出も検討する。
「AMBICALAMUS(アンビキャラムス)」。

■ 西洋フード、海外短期派遣を導入、調理技術や食文化を学ぶ
2009/06/17 日経MJ(流通新聞)
http://www.seiyofood.co.jp/

給食大手の西洋フード・コンパスグループは、従業員を海外に短期派遣する制
度を導入する。調理実務に携わる従業員が現地の社員食堂などで働き、海外の
食文化を学ぶとともに調理技術を身につけることを狙う。新制度は「グローバ
ル・エクスチェンジ・プログラム」。

■ 日本マクドナルド、DS無線通信を店頭販促に活用
2009/06/17 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=7974&NewsItemID=
20090617NRS0097&type=2
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090615-00000014-maip-bus_all

日本マクドナルドは19日、約3,200店で任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンド
ーDS」の無線通信機能を活用した店頭販促を始める。店内に持ち込んだDSに商
品情報などを配信する。

■ 花王――パン向け食用油脂の開発、食感向上へ機能性追求(食を支える)
2009/06/17 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=4452&NewsItemID=
20090618NKM0320&type=2
http://chemical.kao.com/jp/products/industry/c011202.html

ふっくらとしたパンや風味豊かなパン。小麦粉や水が主原料だが、その食感や
形、口どけなどに関与する成分が食用油脂の一種のファットスプレッドだ。主
原料に添加・配合することで、ふっくらとした感触を長持ちさせたり、サクッ
とした食感につながる。この分野で一定のシェアを占めるのが日用品国内最大
手の花王だ。

■ ダスキン真鍋陽一郎氏――甘い「ドーナツバーガー」開発(フーズWho)
2009/06/17 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=4665&NewsItemID=
20090617NRS0102&type=2
http://www.misterdonut.jp/m_menu/new/090512_001/index.html

ミスタードーナツを運営するダスキンがモスフードサービスと業務提携し、共
同開発商品を発売してから1年足らず。第2弾として5月12日に発売した「ドー
ナツバーガー」は、両社それぞれが得意分野の商品を同じ名前で販売中だ。ミ
スタードーナツの開発チームリーダー、真鍋陽一郎さん(44)にとって、「甘
いバーガー」の商品化は試行錯誤の連続だった。

■ 居酒屋、鮮魚直接仕入れ、コスト削減・鮮度向上ねらう チムニー、一六堂
2009/06/19 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=3362&NewsItemID=
20090619NRS0121&type=2

チムニー 仙台の漁協と契約
一六堂 「セリ参加権」拡大

一部の居酒屋が鮮魚の直接仕入れに本腰を入れている。居酒屋「五大陸」など
を展開する一六堂は、漁港で水揚げした魚を直接買える権利「買参権」の取得
を増やす。チムニーは仙台の漁業協同組合と契約して市場外で取引を始め、今
夏をメドに九州でも取り組む予定だ。卸売市場を介さなければ、コストを減ら
せるうえに仕入れ日数を短縮できる。魚の「鮮度」で勝負し、競争を優位に進
める狙いがある。

■ 小僧寿し本部 若者向け「定番」開発 女性モニター導入 試作品先行販売も
2009/06/19 日経MJ(流通新聞)
http://archive.mag2.com/0000135371/index.html

小僧寿し本部は商品の開発体制を見直す。週末限定の企画商品の投入頻度を減
らし、主にこれまで手薄だった若年層向けの定番品の開発に重点を置く。高価
なすしネタを日持ちさせて使いやすいよう、一部商品は食材加工工場から店へ
の輸送を冷凍に切り替える。品ぞろえの見直しや廃棄ロスをなくすことで店舗
売上高営業利益率を現在の10%から2ポイント程度引き上げる。

■ 壱番屋、カレー宅配拡充、来春までに対応店1割増、「内食」拡大に対応
2009/06/19 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=7630&NewsItemID=
20090616NKL0269&type=2
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=7630&NewsItemID=
20090619NRS0120&type=2

【名古屋】壱番屋はカレーの宅配事業を強化する。カレー店「CoCo壱番屋」の
宅配導入店舗を2010年5月までに1割増やし、全体の6割にあたる約690店にする。
景気低迷に伴い消費者の「内食」需要が拡大していることに対応する。潜在ニ
ーズが多いとみられる郊外などにも導入店舗を増やしていく方針だ。

■ 全弁当600キロカロリー以下、カロリズムが総菜店、来月都内に2店
2009/06/19 日経MJ(流通新聞)
http://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_6626/
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/news/f7_14.html

中食事業を手がけるカロリズム(東京・港、福岡克績社長)は、600キロカロ
リー以下の弁当をそろえた総菜店を始める。7月1日に東京都内に2店を同時開
業し、5年後をめどに25店まで増やす。店名は「デリカル」。

■ ロイヤルホスト、地域別値下げ、長野・山梨にも拡大、7品目が対象
2009/06/19 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090616AT3K1600V16062009.html

ロイヤルホールディングスは主力のファミリーレストラン「ロイヤルホスト」
で、「地域別価格」制度に基づく値下げ実施店舗を増やす。3月に同制度を導
入後、北海道・九州の7店で一部商品を値下げしたところ、同じ地域の他の店
に比べ、4%ほど多い客数を確保できたという。このため、新たに長野県と山梨
県の一部店舗でも価格見直しに踏み切る。

■ 水産加工物の鮎家、滋賀産米粉使用スイーツを販売
2009/06/19 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090612c6b1202p12.html
http://www.ayuya.co.jp/goods/sweet.html

【大津】つくだ煮、ふなずしなど水産加工物の製造販売を手掛ける鮎家(滋賀
県野洲市、斎藤利彦社長)は100%滋賀県産の米粉を生地にした洋菓子の本格販
売に乗り出す。まず滋賀県内や近隣府県でフランチャイズチェーン(FC)を募
り、滋賀県の名産品として販売する。

■ 辛口カレー「LEE」、菓子に七変化、江崎グリコ、亀田製菓と4品
2009/06/19 日経MJ(流通新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090611-00000009-maibz-ind

江崎グリコは辛口カレーブランド「LEE」の味をイメージした菓子・食品4種類
を、子会社及び亀田製菓と組んで24日に発売する。東北―近畿のセブンイレブ
ン約9,400店限定で、20~40代がターゲット。

■ モスのサイドメニュー、「低価格」相次ぎ投入、小中高生開拓狙う
2009/06/19 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=8153&NewsItemID=
20090619NRS0125&type=2

モスフードサービスは120~200円の低価格サイドメニューを拡充する。6月下
旬からエビフライとコロッケを相次いで投入。値ごろ感のある品ぞろえで、手
薄だった小中高生など年少者の掘り起こしを図る。

■ ランチの費用、「500円未満」58%、アサヒビール調べ
2009/06/19 日経MJ(流通新聞)
http://www.asahibeer.co.jp/news/2009/0612.html

アサヒビールのお客様生活文化研究所はランチ事情に関する調査をインターネ
ットで実施した。1回あたりの昼食代は58.1%の人が「500円未満」と回答。
「社員食堂や市販のお弁当なら500円まで」という声が多かった。平日の昼食
で最も多いのは男性が「手作り弁当」(31.5%)、女性は「自宅で作る」(58.
8%)だった。

■ カップヌードル、シーフード刷新、日清食品、来月に
2009/06/19 日経MJ(流通新聞)
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/06/16/075/index.html

日清食品はカップめん「カップヌードル シーフードヌードル」を7月6日に刷
新する。

■ ブランドを育てる 新勝浦市漁協、御宿岩和田漁協「外房あわび」
(食材最前鮮)
2009/06/22 日経MJ(流通新聞)
http://www.pref.chiba.lg.jp/nourinsui/12suisan/ryu-tu-/brand/ninteihin
.html
http://www.pref.chiba.lg.jp/sakana/brand_suisan/index.html

千葉県南部、房総半島東岸の外房地域では古くからアワビ漁が盛ん。2006年に
千葉県のブランド水産物に認定された「外房あわび」は、勝浦や御宿岩和田沖
の岩礁地帯で海士(あま)が素潜りで一つひとつ漁獲する。味が濃厚で身が大
きいのが特徴で市場でのシェアも高い。インターネットなどを通じて一般消費
者への販路も広がっている。

■ 内外食品 鶏肉で有機JAS認証 認定飼料に地鶏並み環境 価格はブロイラー
の数倍 2009/06/22 日経MJ(流通新聞)
http://www.keimei.ne.jp/article/20090605n1.html
http://www.abc-japan.or.jp/supportnet/support/report/nougyouhoujin/
16_2/pdf/8.pdf

鶏肉製造・販売の内外食品(千葉県船橋市)はグループで製造する鶏肉で有機
JAS(日本農林規格)の認証を取得した。飼料製造から加工までの各工程で環
境への配慮を徹底した。鶏肉で有機JASの認証を得るのは国内で初めてという。
価格競争が厳しくなるなかで独自性を打ち出し、高付加価値の商品として販促
に取り組む。

■ 北海道農業研究センター 放牧牛 GPS管理 システム開発 農機用カーナビも
2009/06/22 日経MJ(流通新聞)
http://www.bpe.agr.hokudai.ac.jp/hai/shuisho.html

【札幌】農林水産省所管の北海道農業研究センター(札幌市)がIT(情報技術)
を活用した農畜産業の生産性向上に力を入れている。全地球測位システム
(GPS)を使った放牧牛の管理化システムを開発したほか、農機版のカーナビ
ゲーションも実用化にこぎつけた。

■ 滋賀・日野発祥のカブラ、日野菜で洋食メニュー、大津プリンスが提供
2009/06/22 日経MJ(流通新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20090607/CK2009060702000016.html
http://www.pref.shiga.jp/yokaichi-pbo/nogyo/genti/h20gennti/D08026.pdf

滋賀県日野町発祥の「日野菜」を見直してもらおうと、日野町や日野町商工会
は大津プリンスホテルと組み、日野菜を使った洋食メニューを開発した。大津
プリンスのステーキ店「ニューヨーク」や和食店「清水」、フランス料理「ボ
ーセジュール」で6月中、ピクルスやメーン料理の付け合わせ、日野菜ご飯な
どに使う。

■ フラワーオークション、社長に藤沢常務
2009/06/22 日経MJ(流通新聞)
http://www.faj.co.jp/01_CORPORATE/01_1_greetings.html

花き卸大手のフラワーオークションジャパン(FAJ、東京・大田)は20日、藤
沢俊三常務(58)が18日付で社長に昇格したと発表した。空席だった会長には
宮本至朗副社長(61)が就いた。池田正弘社長(66)は相談役に退いた。

■ もろみ酢粉末化、食品の原材料に、クレイ沖縄が特許
2009/06/22 日経MJ(流通新聞)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-146000-storytopic-4.html

【那覇】健康食品の企画会社、クレイ沖縄(那覇市、伊波真徳社長)は、泡盛
の副産物である「もろみ酢」の粉末化について特許を取得した。もろみ酢は多
数のアミノ酸とクエン酸を含んでおり、粉末にすることで加工食品の原料に利
用できるという。特許取得を機に販売拡大を目指す。

■ 国産豚肉の卸値、供給抑制で上昇
2009/06/22 日経MJ(流通新聞)

国産豚肉の卸価格が上昇に転じている。指標となる東京市場の上物(生体、加
重平均)の6月第3週の平均価格は1カ月前に比べ40.6円(8.6%)高い1キロ511.8
円となり、3週連続で500円台に乗せた。

■ 淡路島活性化推進委員会(島の恵みと喰らえ)フード新潮流競争力を磨く
2009/06/22 日経MJ(流通新聞)
http://www.food-stadium.com/headline/1193/index.html
http://ameblo.jp/awaji-shima/

東京・渋谷駅近くに今年5月下旬に開業した「島の恵みと喰らえ」は、大阪湾
の漁場でとれた魚、淡路牛、日本酒といった淡路島産の食材を使った料理を中
心に提供する居酒屋。はし置きやコースターも特産の鬼瓦を使用するなど、島
のアンテナショップ的な存在といえる。同島出身者などで構成する団体「淡路
島活性化推進委員会」が店のコンセプトを練り上げた。

■ UCC、喫茶店向け販売強化、集客回復へ高級コーヒー。
2009/06/22 日経MJ(流通新聞) 19ページ 973文字
http://www.ucc.co.jp/

UCC上島珈琲は主に喫茶店向けのレギュラーコーヒーの販売を強化する。まず
7月にアイス用の高級品を発売。今秋にはホット用の新商品も投入する計画だ。
個店形態の喫茶店は大手喫茶チェーンやファストフードに顧客を奪われ苦戦が
続く。UCCにとって取引規模は小さいが、品質をアピールできる重要な販路で
あることから、他業態と差異化できる商品を供給し、集客の回復を後押しする。
7月に発売するのは「カフェマイスター極味(きわみあじ)」。

■ サントリービール誕生の地―経済再建、新たな起点から(ふーど記)
2009/06/22 日経MJ(流通新聞)
http://www.suntory.co.jp/factory/musashino/index.html

中央フリーウェイ 右に見える競馬場 左はビール工場。歌でおなじみの風景
だが、恥ずかしながら、その工場がサントリー酒類の武蔵野ビール工場(東京
都府中市)であることを先日、訪問した際に初めて知った。この工場が同社の
ビール事業の出発点であること。同事業は2008年12月、46年ぶりに黒字に転換
したことで話題を呼んだ。

■ 吉野家HD、ラーメン撤退、牛丼に経営資源集中
2009/06/22 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=9861&NewsItemID=
20090619NKM0286&type=2
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090622-00000043-fsi-bus_all

吉野家ホールディングス(HD)は子会社が手掛けるラーメン事業から8月末に
撤退すると発表した。3月の中華宅配子会社の譲渡に続く不採算事業の整理の
一環。今後は国内外で過去最大の出店を計画している主力の牛丼事業などに経
営資源を振り向ける方針だ。

■ コロワイド東日本、ハイボール向け料理開発、サントリー系と組む
2009/06/22 日経MJ(流通新聞)
http://fv1.jp/news/index.html

居酒屋チェーンのコロワイド東日本(横浜市)はハイボールに合うメニューを
開発した。サントリーホールディングス傘下の酒類販売会社サントリービア&
スピリッツとタイアップした。8月31日までの期間限定で、居酒屋「甘太郎」
など8業態470店で提供する。20~30代の若者に訴求していく。

■ 金印、「山ワサビ」販路拡大、新商品開発、すし店などに
2009/06/22 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090617c3c1700q17.html

【札幌】業務用ワサビ製造大手の金印(名古屋市、小林伯生社長)は、北海道
特産の「山ワサビ」の販路拡大に乗り出した。網走地区の契約農家で栽培して
いる山ワサビを100%使った新商品を売り込み、知名度向上に役立てる。道内で
山ワサビと呼ばれる西洋ワサビは東欧が原産とされ、欧州ではローストビーフ
の付け合わせなどに使われる。気温が低く日照時間も長い網走管内は国内生産
量の約90%を占める主産地。

■ キリンとキリンビバ、両本社渋谷に集約、「総合飲料戦略」を推進
2009/06/22 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=2503&NewsItemID=
20090618NSS0122&type=2

キリンホールディングスは傘下のキリンビールとキリンビバレッジの本社を東
京都渋谷区のビルに移す。ビールは8月末に、ビバは2010年2月にそれぞれ移転
する。キリンHDは酒類と清涼飲料を融合した「総合飲料戦略」を推進しており
これまで分離していた両社の本社を集約することで意思疎通を迅速にする。

■ ヨーグルト2品実質値上げ、森永乳業、乳価上昇で
2009/06/22 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3K1800T%2018062009&g=
S1&d=20090618

森永乳業はヨーグルト2品目を23日出荷分から実質値上げすると発表した。容
量を1割減らした上で価格を据え置く。主原料の国産の生乳価格(乳価)が3月
に上がったことに対応する。実質的な値上げ幅は11.1%。消費者の節約志向を
受け、単純な価格の引き上げは避けた。

■ 日本KFC、唐辛子増量の低価格チキン
2009/06/22 日経MJ(流通新聞)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20090603/1026737/

日本ケンタッキー・フライド・チキン(日本KFC)はキャンペーン商品「レッ
ドホットチキン」の発売と同時に、サイズと価格が約半分の「激辛レッドホッ
トウイング」の販売を始めた。鶏の手羽元を使用し、暑い季節に合わせレッド
ペッパーを増量した。価格は1ピースが130円、3ピースが390円。

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● チャーリー・下城のニューヨーク・ニュース———————–■□

ニューヨーク在住の下城さんの会社は創立25周年を迎えました。おめでとうご
ざいます。下城さんのご厚意により、今週号から数回に分けて、最新の米国の
外食・食品小売業の情報をお届けします。

2009年7月号 第1回目
最初に、当社をニューヨークに設立して今月で25周年を迎えた事を報告させて
頂きます。法人は1984年の7月にニューヨーク州の個人会社(カンパニー)の
形で始まり、1993年にはコーポレーション(日本で言う株式会社)の形式に変
更し、「C. Shimojo & Co., Ltd.」と登録いたしました。

ニューヨークで25年間にわたり一貫してこの仕事を続けてこられた亊、これも
ひとえに皆様のお陰と今さらながら、大変感謝する次第でご座居ます。下城自
身は1979年にニューヨークへ参りましたので、そこから数えると在ニューヨー
クも30年となりますが、途中で合計2年間程の日本帰国がありました。
今後も相変わりませず、よろしくお願い申し上げます。

これを記念し感謝の気持ちをお伝えする為に、この7月と8月は皆様への特典を
用意させて頂きました。文末に内容を紹介いたしました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

25年間に起きた亊
会社を興した1984年頃の私の廻りには、在ニューヨーク20年又それ以上という
先輩達が居り信じられない気がしたものでした。今、自身がその立場になって
思い起こすと、その前後に知り合ってきた人達には当地で更に大活躍されてい
る方があり、一部には引退された方もあり、又、多くの方は既に日本へ帰国と
なっています。致し方の無い事です、その間にはバブル景気やバブルの崩壊も
あり、9/11テロや中東戦争の勃発、BSE騒ぎ、リーマンショックなど色々な荒
波もありました。

今から思えば懐かしいという亊になるかも知れません。勿論、沢山の友人知人
も作ることが出来ました。読者の皆さんの中には我が家にいらした方も多いと
思いますが、二人の子供達も、息子はニューヨークへ移り住み金融投資関連の
企業に勤めています。又、娘もこの春に大学を卒業し、このご時世では非常に
運が良く、保険会社に就職も決まり勤務が始まった亊で一安心しています。

25年間という時間の流れる速度は全く同じ早さとリズムで動いて来ました。1
日は24時間で、その365倍が1年であり、休む亊無く前進していくだけでした。
しかし消費者の動き社会の動きは速くなったり遅くなったり、時には後戻りし
ながら右や左へ動きました。今はまさにその動きが不安定な状況だと実感しま
す。

30周年までに
アメリカの成熟した小売業やマーケット企業を見ていると、色々な要素があっ
て消費者を引き付けている亊が分ります。各企業はどこで展開していてもその
地域性や住民層を良く研究し、独自の方法で手を替え品を替え特徴や差別化を
出していきます。そしてアメリカ社会では、良い結果が得られなかったとして
も、行動を起こした事や、欠点を見付け出す亊でも成績を残せます。この点が
日本と大きく違い、挑戦する機会が与えられるという亊です。

日本の消費者の低価格志向への動きなどは、選択肢が狭く社会環境が成熟する
までの過渡期の様に感じられます。低価格が消費者の大きな要求になっている
理由が、今を取り巻く不況だけでなく「選択肢の提案」を提供出来ずに、価格
を中心に差別化を付けようと考えている多くの企業の側にもある様です。

日本の若い人達には、特にこれからはどんどん外国にも目を向けて、新しい体
験をして欲しいと思います。実はこれは私自身がして来た亊なので、率先して
その橋渡し役をして行きたいと思います。この仕事に関わると、常に今何が出
来るのか、何をするべきかと考えて、更なる研究と活動をしていかなければい
けません。

私は近年の消費者動向やマーケットを見るには、ニューヨークだけでなくワシ
ントンやボストン周辺、シカゴ、ラスベガス等も含め、更に広い地域に積極的
に出向くべきと考えており、今後のニュースレターにも、ニューヨーク以外の
情報も組み込んでいこうと計画しています。

最近率先して提案しているワシントン周辺を組み込んだ視察研修は、景気が良
く購買力のある層が多く住み、小売業でも新しい取り組みが見られ、視察研修
によって是非それを吸収るすべきとの意味合いがあります。

常に社会や経済の状況が変わり、消費者の要望・要求や心理などが変わってい
く亊に対して、小売業や外食産業がどう対応していくのか、これからも積極的
に調査研究して行きたいと考えています。

2.外食産業・レストラン
昔話ですが、日本食流行りは、今から30年ほど前に私がニューヨークへ渡った
頃から都市部を中心に顕著に始まり、2009年の今でもその傾向は続いています。
当時の全米の状況を見ると、吉野家は既にコロラド州デンバーでチェーン展開
をし、情報やビジネスとそのシステムの進取と同時に米国産牛肉の確保などに
動いていました。

ロッキー・青木氏のベニハナ(オブ・トウキョウ)という鉄板焼きレストラン
も話題になっていて、それに似せた鉄板焼き店が続々と出た頃でした。最近で
はタレントの様に扱われる有名シェフが日米で沢山居ますが、ロッキー青木氏
はテレビに出演し雑誌等にも取り上げられ、冒険やゴシップなど何かと話題も
多くタレントシェフの走りだったのかも知れません。

丁度その頃、テレビでは「SHOGUN」という三船敏郎や島田陽子出演の映画が話
題になり日本食流行りにも一役買っていた様です。更にはその頃からアメリカ
人にも箸を使える人が多くなり、ニューヨークなどでは何を食べるかより日本
食を食べに行く亊自体がトレンドになった時期がありました。今のニューヨー
クにおいては、日本食はトレンドではなく誰でも普通の食事の選択に入れる国
民食というポジションになっています。

当時を思い起こすと、ニューヨークでは老舗と呼ばれる本格的な日本レストラ
ンとともに、色々な日本食を扱った気軽な和食店やラーメン店、勿論寿司屋、
居酒屋風の店等、既に撤退したどさん娘チェーンも出ていました。老舗では現
在も活躍しているレストラン日本や稲ぎく等があり、もう無くなりましたが三
越レストラン、吉兆、斎藤レストラン、国連の近くに青木等がありました。寿
司屋は初花は盛業中で、当時の竹寿司は閉店しました。

高級レストランとして瀬里奈があり、その当時はアメリカ人が石焼きステーキ
を見て感心していたものでした。知る人ぞ知る日本一高い(値段が)というス
テーキの店あら皮(漢字は鹿三つ)もありました。これも既に撤退しています
が、当時の筆者には牛肉に対する充分な知識が無く、美味いと同時に高いとい
う記憶しかありません。ましてや自分で払っていないので更に記憶は薄いもの
です。その頃ベニハナはマンハッタンの中心地でも3店舗出ていました。(こ
れは自分で払うので良く覚えています)

その当時にもロバタという日本と同じコンセプトの炉端焼きの店がパーク街付
近にありましたが、これはちょっと早過ぎだったのかも知れません。その当時
に日本にあった炉端焼き店そのものという感じで、寿司も魚料理も非常にレベ
ルが高かったと記憶します。ニューヨークに長く住む人でもこのアッパー・イ
ーストにあったロバタを知ってる方は少ない筈です。今では田舎家が進出して
おり、今までに無かった新しい形で料理を提供する日本レストランという亊に
なっています。コンセプトを吟味して、エンターテイメント性もあり金の掛か
った素晴らしい店を造っています。賛否両論もありそうですが大変話題にはな
っています。

20年ほど前にはお好み焼きの専門店も数軒ありましたが、宣伝や雰囲気作りが
下手で、タイミングも少し早かったのかも知れません。ジャパニーズ・ピザ等
と言われていた程で、アイデンテティーがハッキリしないものでしたが、これ
は今だったらブームにもなるだろうし、原価率も低く儲かるはずです。

アメリカ人には、新しいものを求めていく気質と共に、マクドナルド、ダンキ
ン・ドーナッツ、スターバックスをはじめとするアメリカのブランドを守る保
守的な気質もあり、それは特に地方などで顕著である様に感じます。カナダで
トップのドーナツチェーンである「ティム・ホートン」はアメリカ側に進出し
てきているものの太刀打ち出来ない何かがあります。それはアメリカ人が持つ
強い愛国心という部分にもある様で、そうでなければ率先して戦争へ行く亊も
出来ません。この精神が上手く働けば、GMやクライスラーも立ち直るかも知れ
ません。

1970年頃に流行ったデザインのアメ車、カマロ、ムスタング、サンダーバード、
チャレンジャー等の郷愁を感じさせるリバイバル新型車が話題になっています。
しかし、その登場は何ともタイミングが悪いです。

今起こっている亊は、ニューヨーカー独自の日本食への要求なども生れ、寿司
などでは我々に受け入れ難いものが無いわけではないですが、それなりにどん
どん進化してきてます。寿司で言えば非常に人気があるカリフォルニア・ロー
ルやスパイシーツナ・ロールであり、一歩進むとチーズや豆板醤を使い、ワサ
ビと醤油を混ぜてどっぷり浸けて食べる彼等なりの食文化です。

提供する側にも、良い悪いは別として、一部では、客に受けるものなら何でも
出す、日本人(の職人)以外の経営方法に原因があるかも知れません。これは
もう「流行り」という状況ではなく、アメリカにおける食文化の一部になって
いると言う亊でしょう。日本人経営の日本レストランは本当に少なくなってい
ます。

日本でも話題になりましたが、「日本食レストラン海外普及推進機構(JRO)」
のニューヨーク支部が発足し、本格的な活動が始まれば、本物の日本食は更に
違った目で認識される様になるのではと期待もしています。

外食業界のプロモーションで有名なものには「レストラン・ウイーク」などが
あり、期間を決めてコース料理を割安に提供する等が行なわれ、ニューヨーク
では毎年2回行なわれます。今年初めて行なわれたプロモーションでは、「ク
ッキー&グルメ・キッズウイーク」というものがあり、本来子供はあまり喜ば
ないかも知れない高級店もそのリストに入っています。それは夕方5時から7時
までに入店すると、子供用に用意されたコースを11歳以下の子供は年齢の数だ
けの$金額を払う亊になっています。大人のコース料理は一律$29.です。高級
レストランは夜7時前は比較的空いていて、ハッピー・アワーの様なものです
が、このアイデアは双方にメリットがあるのだと思います。要するに、良いデ
ィールを提案して客が納得して来てくる様な機会と状況を作るという亊なので
しょう。

食に関するテレビ番組は非常に人気が高く、全米各地の色々な食関連を紹介し
ています。紹介やチャレンジ番組だけでなく、行き過ぎかも知れませんが、大
食い番組、ゲテモノ食いも辛い物への挑戦番組等も見られます。概して健康志
向のものでは無い様に思われますが、そういう刺激も求められている亊が分り
ます。

多くのレストランでこれまでにない集客方法を使っています。割安なセットメ
ニューなども多く、中食・内食に奪われていくシェアーを食い止めるものです。
DMやインターネットを使った割引もプロモーションも多く見られます。誕生日
の食事を予約するとメインディッシュやデザートのプレゼント等があり、お祝
いをしてくれます。これは店内の他の客へのアッピール効果もあり、この店で
は誕生日には大サービスをやると印象付けます。アペタイザーは一品注文する
ともう一品は無料などの宣伝が見られ、メイン料理の小さいサイズを用意して
割安価格で提供しています。これも要するに来客チャンスを作るという作戦です。

ファーストフードより価格は高目だが質も高い商品(食品)を提供するファー
スト・カジュアル業態では、テイクアウトやデリバリー、企業単位のケータリ
ングサービス等に力を入れています。同じ家賃の中で売上げを伸ばせるケータ
リングに力を入れている企業には好調な店が多く見られます。逆に取り残され
て閉店しているチェーンやグルメ店があるのも事実です。ファーストフードで
は$1.メニューや$5.ランチ(ワンコインと同じか)等が行なわれ、ダンキンド
ーナツの朝食メニューでも$1.のラップが登場です。

意外かも知れませんが、最近までアメリカではアイスコーヒーがあまり飲まれ
ず、従って提供もされていませんでした。ですから以前には、うっかり注文す
ると氷をタップリ入れたカップに、元々うすい熱いコーヒーを入れて冷たくし
て出している店などがありました。サービスのつもりでしょうが、美味しいは
ずがありません。近年スターバックスが展開してからはアイスコーヒーも広く
知られる様になり、最近の流行りはアイスラテやスタバが呼ぶフラプチーノ等
のイタリア系やフレーバー系です。概ね夏の飲み物ですが今年は各社の宣伝も
非常に多く見られる様になりました。これが売れる店は単価も高いので儲かる
はずです。

スターバックス、マクドナルド、ダンキン、コンビニチェーンなどは、アイス
コーヒーとクッキーなどの簡単で安いもので売上げ増を期待しています。ダン
キンではクーラッタ(アイスミルクコーヒー)が$1.99です。ダンキンは好調
に出店を続けており、1万5千店舗目の開店祝いが目前です。そのあおりか何百
店舗ものスタバが閉店しています。

不況の時には甘いものが欲しくなるという調査もあり、アイスクリームやソル
ベ、フローズンヨーグルト等もこの夏の売上げ増と期待されています。この2
~3年の傾向ですが、当地ではGROM 等を含む本物の高級アイスクリーム店が相
当出ていて好評です。現在アメリカでは牛乳や乳製品の価格は低いく安定して
います。
(続く)

最後に特典のお知らせ
先に触れました下城カンパニーの25周年の感謝に当たり、読者の方に限り特典
を用意させて頂きました。
6、7月のご依頼と契約で8月末日までに終了する調査、視察、研修については
通常の料金から25%割引か、ランチかディナーご招待の特典をつけさせていた
だきます。(ランチかディナーのご招待は皆様の視察研修の予定次第となりま
す)ただし、経費の部分は割引出来ませんのでご了承下さい。
今月号をお読み頂いた読者の方だけの特典ですので、お問い合わせの際に是非
この旨をお申し出下さい。

チャーリー・下城近雄 コーディネーター from New York 07/’09
http://shimojony.com/
この内容の著作権はチャーリー・下城に帰属します。
Copyright 2009 C. Shimojo

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● 海外レストランNEWS 米国レストラン情報 ————————■□
ラスベガス発― カズコ・デイビスの米国サウスウエスト食事情

■ ラスベガスの日常生活もやっと充実の兆し

皆さん今週もしっかり食べていますか。ハワイやグワムからこちらに越してく
る人たちが多いそうで、なんでだろうと思っていましたが、その謎が生活して
いる中で最近解けてきました。

暖かい気候、物価がハワイなどに比べると安い、家が安い等は当たり前の理由
ですが、ここで運転して気付いたのですが街自体が、郊外を含めて狭いので島
に暮らしている感じなんですね。砂漠にぽっかり浮んだ孤島といった感じです。
街の端から端まで運転しても1時間だし、中心地からどこへでも30分で行ける
便利さ、海はないですが、山に囲まれていて眺めがいいので、島から越して来
た人たちもほっとする気持ちになるようです。流石に美味しい魚はないので、
ハワイ出身の知人はその点をぼやいていますが、彼女にも最近朗報があります。

やっと私が住んでいるラスベガスの南側郊外、ヘンダーソン地区にも日本のス
ーパーがこの月曜日にやっとオープンしたので、新鮮なアジやその他切り身の
魚、刺身、かぶなどの日本野菜が手に入るようになりました。銀行で働く、知
り合いの、ハワイ人、グワム人、フィリピン出身の人たち等に話したら、日本
のお菓子も手に入るので喜んでくれました。グワム出身の彼女にしてもおばあ
さんが日本人だとかで、片言の日本語を話してくれて、最近顔見知りになった
ところでした。

フィリピンの人などにも声を掛けてみると、結構お母さんが日本人だとかそん
な話をよく聞くので、親近感が持てます。白人の人たちと違って島の人たちは
根っからの食いしん坊で、食べ物の話をしてもやっぱり情熱が感じられて嬉し
いです。体格も結構立派な彼女達です。

ハワイのオアフ島に1年弱住んでいたんで、私自身も島の生活が懐かしいです。
小さなゴキブリが死ぬほど家の外にいて、掃いても掃いても、うじゃうじゃ出
て来て、それだけが困った点でしたが、気楽な生活でした。美味しいラーメン
屋さんも、日本の本屋さんもあったし、「マルカイ」と言う大きな倉庫みたい
な日系スーパーもあり食材にも事欠きませんでした。

まだその頃は私も20代半ばだったので、貧乏で普通の旅行者がするようなハワ
イらしい行楽もできませんでしたが、現地の人たちの生活は結構貧しくて、華
やかな観光業の裏も垣間見てこれてよかったなと今は思っています。ラスベガ
スも全くハワイと同じで、キンキラのベガスのイメージとは裏腹にホームレス
それも白人の若い人や、ちょっとおかしくなっているような女性たち、車椅子
や杖をついているような人まで路上生活していて、胸が痛みます。暖かい所は
どこも路上生活者が多いようです。

ラスベガスに越して来てからは、日系スーパーが家の近所には無いので、仕方
がなくカリフォルニアに親戚がいる日本人夫妻に頼んで買ってもらっていまし
た。日系企業が集中しているトーランスにある「マルカイ」で私の分まで、月
に一回食材を調達してもらい大助かりでした。でも生物やお刺身まで頼むこと
も出来ず魚が恋しい毎日でした。中華街にも日本の物を置いているスーパーが
何軒かあるのですが、あまりお掃除が行き届いていないようで、魚売り場は大
変な臭いで行くのに躊躇していました。刺身はあまりないようでしたし、ホー
ルフーズでも少し生食用マグロやサーモンがあるのですが、物凄く高い割には
小さいので買う気がしませんでした。

最近は普通のアメリカのスーパーでも味噌、醤油、胡麻油、S&Bのカレールー
お煎餅、モヤシ、白菜、大根(だいたいしなびていますが)、普通の豆腐はも
とより、揚げなども売っているのでなんとか日本食は作れます。シカゴに越し
た1993年頃丁度「ヤオハン」がシカゴの郊外、やはり日系企業が沢山あるアー
リントンハイツに出店して、何でも手に入るようになりましたから、ラスベガ
スに来てからはほんと寂しかったですね。日本のスーパーがあると食材のみな
らず、フリーの新聞など日本の情報や日本人同士のコミュニティーの情報交換
が持てて、人と物の流れが出来るのでそういった溜まり場的役割の場所として
もスーパーは必需品でした。

お恥ずかしい話、シカゴの「ヤオハン」で現在の夫までも私は調達してしまい
ました。スーパー内の掲示板に日本語家庭教師募集という張り紙を彼が出して
いまして、それに応募したのが出会いのきっかけでした。スーパーは婚カツに
も実は利用できる場所なのです。コンビニで出会って結婚なんていうケースも
あるでしょうね。日本のコンビニは若い人の溜まり場になってしまい、困って
いるケースもあるようですけどね。最近のニュースで日本のコンビ二で賞味期
限近いお弁当の値段を下げるかどうかが、話題となっているようですが、シカ
ゴの「ヤオハン」では夕方から値段を下げているようでした。現在はヤオハン
でなくて、オーナーが入れ替わって「ミツワマーケット」になっていますが、
ほんとお世話になった場所です。

そして、今回なんと我が家から3分と言う便利な場所に日系スーパーJAPAN CREEK
がオープンしました。オーナーの方が釣り好きだとかで、このクリーク(渓流)
という名前を付けたそうです。この人はもともとカリフォルニアで野菜の卸を
している日本人のご夫妻なので、春菊、水菜などなかなか手に入らない新鮮な
野菜もあり大助かりです。この暑さの中ですが、これからは美味しいお鍋料理
も出来そうです。冷やししゃぶしゃぶなんかもいいですね。日本でも居酒屋で
冷やし鍋が流行っているとかで、食べたいなぁと思っていたところです。

このお店があるEASTERNという通りは215号というフリーウェーの出口になって
いるので、高速を降りてすぐの所にあり地の利もいいです。カジノがあるホテ
ル街からも20分程で来れますので、旅行者の方も日本のお弁当やカツサンドな
ど恋しくなったら、オーナー、田内さん奥様手作りの日本の味を楽しんでいた
だけますよ。でも田内さんのご主人によるとやはりここは砂漠で乾燥している
ので、だいこんがすぐ萎びてしまって扱いが大変だそうです。LAまで3時間半
の近さですが、やはり気候は大分違うんですね。そこらへんもご苦労が多いよ
うですが、それよりもこの景気の悪い中お店オープンの勇気には感謝したいも
のです。

カリフォルニアから日系人の年配の方々も多くラスベガスでリタイヤーしてい
るし、ハワイ系の人も多いし、お寿司ファンのアメリカ人もいるし、また、
PALAZZO内の「チャーリー・トロッター」などで働く若き日本びいきのシェフ
達などにも話してみても「日本のスーパーがなかったから出来て嬉しいよ!魚
は築地からきているのかなぁ?」と興味を持ってくれているし、日本食材ファ
ンがここにも沢山いるので、うまくいくと思います。田内さんご夫妻を応援し
ていきたいと思います。ほんとうに「開店おめでとうございます!」健闘を祈
ります。兎に角まだここは競争相手がいないので商売をやり易い点です。

どこのスーパーに買い物に行っても空いているご時世ですが、パーキングが一
杯なのは、安売り大手「ウォールマート」、そして多国籍スーパーの「トレー
ダージョーズ」だけです。トレーダージョーズはほとんどの食品がプライべー
ト・ブランドなのが、安さの秘訣のようで、チーズでもスモークサーモンでも
ホールフーズと同じくらい美味しくて、値段は半分くらいですから混んでる訳
ですよね。サービスもフレンドリーで皆アロハシャツを着ていて、明るくて、
いつも試食品やフリーのコーヒー、ジュース、ワイン・ティスティリングも週
末にあって楽しい場所です。ブルーベリーなどのパイが丸ごと一つ6ドルちょ
っとで、味もいいです。

ラスベガスにお越しの際は、ジャパン・クリーク、ウォールマート、トレーダ
ージョーズとこの3つどれも高速EAST215を南に下りたイースタン通りにありま
すから、寄って見て下さい。私の家も直ぐそばですよ。美味しい紅茶でも淹れ
てお待ちしております。ラスベガスの日常も少しずつ変化し、充実しつつあり
ます。来週もまた美味しい話題をお届けいたします。

(ネバダ州ラスベガス在住 カズコ・デイビス)

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● 海外レストランNEWS 韓国レストラン情報 ————————■□

■ 韓国「2008年 外食マーケット まとめ その13 その他外食事例」

(6)株式会社 BRコリア
創業(設立):1986年3月31日
加盟事業開始:1987年3月15日
売上高:3,516億6772万ウォン(2008年度)
当期純利益:328億8664万ウォン(2008年度)
ブランド:1つ(系列5つ)
店舗数:715店(加盟649、直営66)
従業員数:949人(うち8役員)(2007年12月31日現在)
所在地:忠清北道陰城郡三成面龍城里34-12 (本社)、
ソウル市ソチョ区ソチョ洞1328-3(ソウル事務所)
ホームページ:http://company.baskinrobbins.co.kr/
最初登録日:2008年7月25日/最終登録日:2009年5月26日

アイスクリーム業界は、昨年のデザートブームのおかげで他の業界と比べて好
調であった。チェーンによっては対比前年1割から2割ほど売上高が増加したと
ころもあった。アイスクリーム業界で不動の1位座を守っている「バスキンロ
ビンスン31」を運営しているのは、株式会社「BRコリア」である。同社は、他
にも日本ではすでに撤退してしまった「ダンキンドーナツ」や、系列のブラン
ド5つを運営している。(以下の「BRコリア」の最近3年間加盟店数推移を参照
されたい)

同社では、昨年に続いてプレミアム・アイスクリーム・カフェというキャッチ
フレーズを掲げて「カフェ31」スタイルの店舗出店に力を注いでいる。この
「カフェ31業態」は、既存のバスキンロンビンズ31を一層高級化した業態であ
る。たとえば、焼き立てのワッフルにヨーグルトアイスクリームをトッピング
したり、英国風の演出で高茶をメニューに加えるなど高級感をアピールしてい
る。しかも、今年の2月からは試験的にテーブルでのフールサービスを提供し
ている。すでに江南、明洞、新村、など若者が集まる商圏を中心に店舗を広げ
ている。今後リニューアルおよび新規店舗は、「カフェ31」で出店する計画で
ある。ちなみに、日本では「サーティワンアイスクリーム」と呼ばれるが、韓
国では「バスキン・ロビンズ31」とちょっと呼び方は異なる。

次の表は、「BRコリア」の最近3年間の財務状況を表した表である。2008年の
売上高は、対比前年に比べ25.7%増加の3,516億6,772万ウォンで、当期純利益
は18.7%増加した328億8,664万ウォンとなった。

「BRコリア」の最近3年間の財務状況(単位:千ウォン)
年度 総資産 総資本 総負債 売上高
増加率 営業利益 増加率 当期純利益 増加率
2008 246,516,267 181,058,119 65,458,148 351,667,722
25.7% 39,175,449 17.1% 32,886,642 18.7%
2007 202,317,155 156,193,497 46,123,658 261,192,086
– 32,467,160 – 26,723,009 –
2006 – – – –
– – – – –

次の表は、BRコリアの最近3年間の加盟店数を時系列でまとめたものである。
年末の加盟店数は、2006年623店、2007年596店、2008年651店で、直営店66店
を合わせると715店となる。ちなみに、加盟地域本部数は4つである。

「BRコリア」の最近3年間加盟店数推移(単位:店)
年度 年初 新規開店 契約終了 契約解約 名義変更 年末 増減
直営店 加盟店 店舗(計)
2008 599 140 88 0 10 651 +50
66 649 715
2007 624 101 129 0 31 596 -25
54 599 653
2006 661 68 106 0 23 623 -37
49 624 673

出所:BRコリアの情報公開書より筆者作成(2009年5月20日登録完了)。
注: BRコリアの情報公開書の数値とエクセル計算の値と若干差があるが、
BRコリア社のものを優先とした。

次の表は、BRコリアが展開しているブランドリストである。主力の看板ブラン
ドであるバスキン・ロビンズ31以外にも、ドーナツ「ダンキンドーナツ」、日
本から導入したセルフうどん屋SANUKIBORE」、パン・製菓の「パリバケット」
「ビズン」、「タティオベーカリ」、「ルーポミエ」を展開している。現在、
情報公開書の登録済みとなっているのは、バスキン・ロビンズ31とダンキンド
ーナツの2つのみである。

「BRコリア」の加盟事業現況
ブランド名             加盟店/直営店数
情報公開 業種/業態 2006年末  2007年末 2008年末
ダンキンドーナツ
登録 ドーナツ 358/63 419/81 517/102
*パリバケット
未登録 パン・製菓 1428/28 1568/33 1762/36
*SANUKIBORE
未登録 一般飲食 2/2 2/3 1/4
*ビズン
未登録 パン・製菓 5/4 5/8 12/11
*タティオベーカリ
未登録 パン・製菓 73/17 73/19 99/4
*ルーポミエ
未登録 パン・製菓 0/0 3/2 7/2

出所:BRコリアの情報公開書より筆者作成(2009年5月20日登録完了)。
注:*は、特殊関係人(系列会社)である。

以下では、情報公開書を紹介する。
2008年末の加盟店(649店)の地域別平均売上高は337,000千ウォン(156,500~
954,000千ウォンの間)。加盟店の平均売上高が一番高かったのは、62,609,000
千ウォンのキョンギド(168店)で、加盟店が一番集中している地域もキョンギ
ドで168店。一番加盟店が少ない地域はチョンナムで7店。加盟店の平均売上高
が一番低かったのは、ウルサンで1,711,000千ウォン。

(1)加盟店事業者の負担事項(営業開始以前):約18,450千ウォン(付加価値税込
み)。その内訳は、加盟金(5,500千ウォン)、教育費(1,650千ウォン、1人追加
当たり330千ウォン)、企画管理費3,300千ウォン、保証金(8,000千ウォン:契
約終了し返還)。
(2)加盟金預託制度:預託採用
(3)加盟店事業者の負担事項(営業中)

広告・販促費用分担事項:広告費は原則加盟本部全額負担、販促費は原則5:5
共同負担、ただし、イベントにより異なる。20年度の広告費・販促費は、9,390
,096千ウォン。その内訳は、広告費。本部による広告費8,978,127千ウォン(広
告費6,783,129千ウォン、協賛212,974千ウォン)。販促費2,606,966千ウォン、
本部による販促費2,194,997ウォン、411,969千ウォン(加盟店)。

(4)営業活動に関する条件と制限
契約期間:契約締結日より3年間、更新あり(契約期間1年)
営業時間:午前10:00~23:00(営業日数365日年中無休)
営業地域保護制度有無(あり)と独占的排他的営業地域設定(×)
加盟契約終了後、1年間同種同業営業不可
勧奨授業人数:5人以上
教育・訓練関連事項:必須教育として入門教育5日間(35時間)、本部直営店に
よるOJT教育8日間(56時間)。加盟店のオープン2日前まで修了が必要。新規教
育13日間(91時間の費用は、1,500千ウォン、補修教育3時間の費用は無料。
(続く)

李美花
筆者略歴
韓国出身。
長安大学日本語科卒業
ソウル首都料理専門学院で和食と韓国料理の調理師資格取得。
草堂大学調理科学科にて外食経営を学び、卒業。
2004年4月に日本に留学し、立教大学ビジネスデザイン研究科(MBAコース)
入学。
2006年3月同校卒業。経営学修士。
2006年4月立教大学経営学研究科博士課程後期入学、
米日韓におけるフランチャイズ・システムをテーマに博士号取得を目指して
いる。
その他、日本では「飲食店経営」執筆した。韓国では「外食経営」等に執筆し
現在は韓国フランチャイズ雑誌Business & Franchiseに日本のフランチャイズ
企業動向を執筆中。
学業の傍ら、韓国外食企業の研究や交流もしている。韓国進出を計画なさる方
は是非ご相談ください。
筆者連絡先 mihwalee@hotmail.com

△▼△▼△▼△▼△▼△

● 食ビジネスニュースリリース —————————-■□

■ “メープルシロップくるみ”&“塩キャラメルくるみ”が新登場

この度カリフォルニアくるみ協会(本部:米国カリフォルニア州)では、株
式会社福楽得(本社:東京都杉並区)より6月1日から素材スナックシリーズ
に、『メープルシロップくるみ』と『塩キャラメルくるみ』の2種類が新しく
登場したことをお知らせします。

今回の2種類の特長はカリフォルニアの太陽をたっぷりと浴びたくるみをロー
ストし、メープルシロップまたは塩キャラメルでコーティングした優しい自然
のおいしさです。

株式会社福楽得 総合管理部の長谷川さんによると、「栄養バランスに優れヘ
ルシーなくるみを手軽にスナック感覚で食べられるように」という案から生ま
れたそうです。『メープルシロップくるみ』は独特の軽い甘さに仕上がり、
『塩キャラメルくるみ』は塩によって味に深みとコクが増しました。

現在カリフォルニアくるみはその多くがパンに使われていますが、カリフォル
ニアくるみ協会では今回の商品により、くるみのスナック需要が高まることを
期待しています。

カリフォルニアくるみは渋みが少なく味がマイルドなため、様々な食材やフレ
ーバーとの相性がよく、今後はカレー味、黒コショウ味、ニンニク味などの組
み合わせを当協会は提案していく予定です。

○株式会社福楽得に関するサイト
http://www.frt-el.jp/

○本件に関するお問合せ
カリフォルニア くるみ協会 日本代表事務所
担当:伊藤 大輔/猪瀬 典子(管理栄養士)
TEL:03-3505-6204 FAX:03-3505-6353

○URL: http://www.californiakurumi.jp/

△▼△▼△▼△▼△▼△

● 王利彰のレストランチェック———————————–■□

イタリア南部の州プーリアの旅の報告を同行していただいた名古屋文理大学教
授の石川秀憲先生にお願いいたしました。

■ 「美味しいプーリアツアー 2009」報告5

5月7日(木)6日目
内陸部(丘陵地帯)の旅、パンの町、世界遺産の前でピクニック、洞窟住居、
美食の町の夕餉

今日はプーリア州を離れ、隣りの州バジリカータ州Basilicataにある世界遺産
を訪ねる予定です。“世界の奇観”ともいわれる世界遺産訪問の前に、ヨーロ
ッパ最初のDOP(原産地保護呼称)に認定されたパンの町「アルタムーラ(Alta
mura)」で美味しいパンを楽しみます。

イタリアの地図
http://www2m.biglobe.ne.jp/~ZenTech/world/map/italy/Map-Italy-Regione.htm

バジリカータ州Basilicata の説明
http://en.wikipedia.org/wiki/Basilicata

アルタムーラ Altamura の説明
http://en.wikipedia.org/wiki/Altamura

8時30分にホテルを出発し、アルベロベッロ Alberobelloまでは昨日と同じコ
ースを辿ります。アルベルベッロからはオリーブ畑の他に牧草地などが広がる
丘陵地帯を走り、プチニャーノ(Putignano)という町を経由します。「この
町はウエディングドレスの町といわれ、いわゆる婚礼産業が盛んなところです。
2月のカーニバルは盛大で、たくさんの張り子の山車が出ます」(大橋さん)。
周辺の田園地帯では酪農が盛んで、乳製品でも有名な一帯だそうです。

やがてジョイア・デル・コーレ(コーレは丘の意味)
Gioia del Colleというちょっと大きな丘陵地帯の町を過ぎていきます。この
あたりの郊外からは牧草地やチェリー畑が続いています。サンテラマ・イン・
コーレ(Santeramo in Colle)という丘陵の町を過ぎたあたりから、道の両側
は広々とした畑作、牧草地帯が広がってきました。

ともかく、昨日まで走っていた南側、海岸近くとは、はっきりと風景が違って
います。ここらあたりからアルタムーラまではイタリア1の小麦、特にデュラ
ムセモリナ小麦の生産地だそうです。アルタムーラがパンの街と云われるのも
そうした穀倉地帯に囲まれているからではないかということです。

10時過ぎにアルタムーラの市街地に入りました。この町は隣りのバジリカータ
州に近く、400メートル以上の丘陵地帯にあります。プーリアではバーリの次
に人口が多く、6万7,000人くらいの町だそうです。ほどなくパン工房「バゲッ
テ(Le Baguette)」に着きました。昼時には近隣の人が大勢買いに来るため
仕込みが忙しくなる前に作業を見せてもらおうと、少し早めにホテルを出たわ
けです。

「バゲッテ」はいわばホームベーカリーというところでしょう。早速そのベー
カリー部門の見学です。オーナーともう一人の職人が、発酵の終わった生地で
次々とパンの形を作って窯に入れています。この店の売り物の一つに、デュラ
ムセモリナ粉(パスタをつくる小麦粉)で作るパンがあります。モチモチした
食感が数日間たっても変わらないパンになります。作業場見学のあと、隣接す
る売り場を見ます。実にたくさんの種類のパンが並んでいます。試食と買い物
は、いま仕込んだパンが焼き上がる頃にして、この町の旧市街地の探訪をする
ことになりました。

10時30分に店を出て上り坂をあがり、公園を抜けて旧市街の外壁に着きました。
この外壁に沿って歩き入口から旧市街に入りました。ここには、あの天才皇帝
フェデリーコ2世が唯一残した宗教的建造物の大聖堂があります。彼はプーリ
アに200近くもの城を築いたのですが、宗教的な建物はこの大聖堂ただ一つと
いうことです。教会との複雑な関係を表しているかのようです。この大聖堂を
背にしてしばらく歩くと、別の古いパン屋 Forno Antico S. Chiaraがありま
した。創業1423年というコロンブスのアメリカ遠征以前の遠い歴史の彼方に生
まれた店です。狭い店ですが、奥行き3メートル近くはあろうかという薪で焚
く石窯をもつ店です。

フェデリーコ2世の説明
http://www.asahi-net.or.jp/~rb5h-ikd/puglia/federico.htm

古いパン屋 Forno Antico S. Chiara のブログ
http://pooh06.blog.so-net.ne.jp/archive/20071209
http://puglia-wagam2.jugem.jp/?month=200812

またこの旧市街は、至る所に中庭か小さな広場(クラウストロというそうです)
が行き止まりの先にあることでも有名です。天才皇帝の施策で、さまざまな人
種が民族単位、家族単位でグループを作って住み着いたことから、そうしたス
ペースができたそうです。1時間ほどの散策の後、旧市街をあとにしました。
そして、先ほどの店で買い物と試食をしたあと、12時15分過ぎに店を出て、世
界遺産に向かいました。

バジリカータ州にはいると、丘陵はさらに標高が高くなっていくようでした。
12時50分、世界遺産の「マテーラ(Matera)」に着きました。直接「サッシ
(Sassi)」と呼ばれる旧市街に入らず、グラヴィーナ峡谷を挟んだ対岸の高
台に行きました。高台は世界遺産の旧市街、サッシを眼前にした、色とりどり
の花が咲き乱れる草原でもあります。「昼食はサプライズ」といわれていまし
たが、なんとこの草原でのピクニックランチでした。

マテーラ Matera の説明
http://www.asahi-net.or.jp/~rb5h-ikd/puglia/matera.htm
http://en.wikipedia.org/wiki/Matera
ユネスコの世界遺産の説明
http://whc.unesco.org/en/list/670
市の公式HP
http://www.comune.matera.it/
Sassi の写真
http://images.google.co.jp/images?sourceid=navclient&hl=ja&rlz=1T4GGLL
_jaJP315JP315&q=Matera%E3%80%80Sassi&um=1&ie=UTF-8&ei=GFpBSrzWF4r6kAX
JoaX_CA&sa=X&oi=image_result_group&resnum=1&ct=title

アルタムーラの「バゲッテ」でしつらえてもらったピクニックバスケットと空
豆、グリーンピース、胡瓜に似た瓜の生野菜(みんな生で食べます)を各自セ
ットで。これにサラミとハム、ワインとビールというメニューです。草の上に
各グループ、カップルごとに敷物を敷いて、世界遺産の眼前でランチです。日
差しは強いのですが、峡谷をわたる心地いい高原の風がとても爽やかです。こ
んなとびっきりのシチュエーションは2度とないでしょう。ジョバンニさん、
大橋さんに大感謝です。

目の前は世界遺産ですが、われわれがピクニックをしている高台周辺も「マテ
ーラ洞窟教会公園」という保護地区で、専門ガイドによる洞窟ツアーがあると
ころです。本当にすごいところでランチをしているわけです。ただ、われわれ
の場所は全くの保護地区ではないようで、少しはずれているのかもしれません。

14時30分、ランチを終え、対岸のマテーラの町に向かいます。10分ほどして旧
市街の入口です。ここから少し歩いてサッシに降りる坂道を下ります。石畳の
坂道を20分ほど下って、サッシのほぼ中央に着きました。サッシと呼ばれる地
域は、崖の斜面にできた自然の洞窟を利用して居住空間にした住居の集落のこ
とです。かつての生活ぶりを再現した洞窟住居を見学。入口から2~3メートル
の通路めいた空間が続き、その先が広がって居住スペースになっています。20
畳ほどの広さだと思いますが、その中に台所スペース、寝室スペース、便所ス
ペース(といっても大きなツボがあるだけ)、そして家畜を飼うスペースがあ
ります。家畜は財産ですから、崖の斜面である外には出しておけないからです。

洞窟に人が住み始めたのは新石器時代からだろうといわれています。その後中
世に北方、東方、オスマントルコなどの侵略が相次ぎ、それらの戦火から逃れ
たキリスト教徒が、この石灰石の洞窟群に住み着いたとされます。石灰石の土
壌ですから削りやすかったのでしょう。ただし水がたまりにくく、雨水が頼り
の生活だったはずです。水浴びなどとてもできる状況ではありません。想像力
のあまりない頭でも、再現された暮らしぶりを見て、いかに苛酷なものかがは
っきりと分かります。「想像するのも辛く、涙が出そう」というメンバーもい
ました。それでもその苛酷さの実相はイメージしきれないかもしれません。

政府による強制立ち退きは1952年に始まりましたが、驚くことにこの苛酷な生
活をしていた人たちは、1960年代後半までいたそうです。峡谷側の洞窟教会の
跡を見た後に、崖につくられた居住街区を上り、大聖堂までいきました。

17時過ぎにバスに戻って今日の夕食場所に向かいました。かなり長い距離の上
り下りの疲れとサッシの生活の苛酷さの強い衝撃で、心なしか車内が沈んだ感
じの帰路ではありました(単に眠たかっただけかもしれません)。

途中18時30分頃アルベロベッロでトイレ休憩の後、チステルニーノを過ぎて山
側に入ったチェニィーリ・メサピカ(Ceglie Messapico)にある「アル・フォ
ルネッロ・デ・リッチ(al Fornell da Ricci)」というレストランに19時35
分到着しました。この町の名前「メサピカ」は古代ギリシャの地名で、かつて
その町の住民がこの地に移り住んだことから町の名前になったそうです。この
町に入ってから、やたらレストランの名前を書いた道路標識がありました。
「美食の町として売り出している」(大橋さん)と聞いて納得しました。

チェニィーリ・メサピカ Ceglie Messapico
http://www.maplandia.com/italy/puglia/brindisi/ceglie-messapico/

アル・フォルネッロ・デ・リッチ al Fornell da Ricci
http://www.rivera.it/attachments/087_cdm-29-11-2007-it-it.pdf
http://www2s.biglobe.ne.jp/~circus/italia/puglia/cister/cister.html
http://www.travelandleisure.com/articles/puglia-rustica/sidebar/1

この店は女性シェフが三代続いている店ですが、いま中心になっている方の祖
母が始めた店で、娘に当たるいまのシェフの母親もキッチンに立っているそう
です。シェフは、イタリアの著名なシェフの下で修行をしています。料理は、
地元の伝統料理にヌーベルキュイジーヌ(これはフランス語ですね)を組み合
わせたものだそうです。現在、ミシュランの1つ星を獲得しています。

この夜のメニューです。まず前菜の前の前菜というか、アミューズみたいなも
のとして「ポルペッティーネ」という肉と小麦粉を混ぜ合わせた揚げボール。
どの家庭でもつくるもので、子供も大好きな食べ物だそうです。食前酒がスプ
マンテ。前菜は、きのこのムース、リコッタチーズのフライともう一品で一皿
生ハム(?)、焼アーティチョークは取り分け、焼青唐辛子(万願寺系か、辛
くない)と青菜の炒め物と何かのマッシュで一皿、野生のアスパラガスと空豆
のスープ風ピューレ。ピアットは、菜の花系野菜とオリーブを練り込んだオレ
キエッテレのパスタ、仔牛のグラタン。最後に小菓子4種。

大変に洗練されたプレゼンテーションと味でした。今回のツアーで最も洒落た
料理だったかもしれません。

この店は女性シェフですが、最初のチャコも女性シェフでしたし、ファサーノ
の魚料理「フォルカテッラ」も女性シェフでした。さらにいえば、パスタ工房
の社長も若き女性です。イタリアはプーリアで、女性の勢いを見せつけられて
います。

23時少し前に美食の町の夕餉を終え、ホテルに戻りました。今日はツアーの中
でもロングドライブとなりましたが、大満足の心地良い疲れで熟睡できます。

<石川秀憲>
石川秀憲先生 略歴
長年商業界飲食店経営、ファッション販売、などで編集長を務め、2009年4月
より名古屋文理大学健康生活学部フードビジネス学科教授。農業や漁業などの
産地から、流通過程、外食産業での消費に至る全過程を研究されています。
http://www.nagoya-bunri.ac.jp/cgi-bin/teacher/index.cgi?gakka=

<編集長王利彰のコメント>
先週に引き続くイタリアプーリア旅行の紀行文はアグリツーリズモの本場イタ
リア・プーリアということで、農業や漁業などの産地に詳しい石川先生にお願
いいたしました。

パン工房「バゲッテ(Le Baguette)」を訪問して懐かしかったですね。私は
大昔、日本にダンキンドーナツが進出した当時、2年ほど在籍してドーナツを
作った経験があります。イーストドーナツはパンと同じ工程で体力がいるので
す。そのパン職人のオーナーのパン職人の方は、体力のいるパンの仕事を軽々
とこなしています。働いたことがない方はわかりませんが、固い生地をこねる
のは大変なのです。生地もパスタで使う黄色いデュラムセモリナですから技術
は必要でしょうね。固く焼き上げたパンは日持ちが良くて、日本に持って帰っ
て何日してもカビが生えませんでした。

また、旧市街の創業1423年という古いパン屋Forno Antico S. Chiaraは凄いの
一言です。薪窯で焼き上げるのです。ピザのように薄い生地を薪窯で焼き上げ
るのは数分間で済みますが、厚い生地のパンを外を焦がさず、中まで焼き上げ
るにはものすごい技術がいるだろうと感心しました。

2つのパン屋さんを見ると、イタリアの人々は昔からの職人を大事にしている
な、昔からの食べ物を大事にしているなと感心させられました。今、日本のパ
ン屋でスクラッチでお店で作っているお店はどんどん少なくなってきています
から。

さて、ランチはバゲッテ(Le Baguette)のパンを使った、サンドイッチです。
ジョバンニさんと大橋さんが用意してくれました。勿論ワインつきです。場所
はSassiを眺められる高台です。太陽が燦々と照りつける中でのランチは最高
でした。

ほろ酔いのまま、Sassiの洞窟住居を見学してみました。つい最近までここに
居住していたと思うと驚く環境です。

夕食はチェニィーリ・メサピカ Ceglie Messapicoのアル・フォルネッロ・
デ・リッチ(al Fornell da Ricci)です。

レストランはチェニィーリ・メサピカの高低差がある丘にある、隠れ家のよう
なロマンチックなレストランです。大型バスは苦労してやっと辿り着きました。
時間は7時半ですが、レストランは8時からです。イタリアはランチをゆっくり
とってシェスタ(昼寝)をとるので、ディナーは早くても8時、通常は9時頃か
らだそうです。

この女性シェフはミラノのミシュラン3星で修行したそうで、現在はミシュラ
ン1星に輝いています。

ミシュランとは別のヨーロッパのレストラン格付けの
Jeunes Restaurateurs D’Europe では
http://www.jre.net/Page.aspx
お店とシェフのAngelo Ricciさん、代表的な写真がでています。
http://www.jre.net/Restaurant.aspx?RestaurantID=03904301

店内には暖炉のある温かい雰囲気の(女性シェフの賜物でしょう)お店です。
地元の野菜をふんだんに使った、カラフルな料理で胃袋だけでなく目も楽しめ
ました。でもデザートが食べ終えたのは10時半過ぎ、今夜も帰館は11時過ぎと
なりました。御馳走様でした。

プーリア地方の情報に関しては、今回のツアーをコーディネートしていただい
た、ジョヴァンニ・パンノフィーノさんと大橋美奈子さん 御夫妻のHP
http://www.da-puglia.com/
をご覧ください。

また、プーリア関係のブログは多いのですが中でも以下のブログは写真が豊富
なので街の雰囲気をご覧ください。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~circus/italia/puglia/pugliaguide/pugliaguide1
.html
http://www.asahi-net.or.jp/~rb5h-ikd/puglia/index.htm
(続く)

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