ホンコンやきそば

食の宝庫九州から

九州の食ではなく、北海道の食なのかもしれません、今回はインスタントの焼きそば。

大分県別府市に用事があり出かけて来ました。大分に行くならと家人から頼まれたのが「ホンコン焼きそば」を買ってくること。

永く別府に暮らしていた方が、良く買って食べていたとのことで、探して来て欲しいとのこと。

いわゆるインスタントの袋麺で、エスビー食品が製造しています。

実は聞いたことがありません。袋の焼きそばといえば「日清の焼きそば」一択でした。カップの焼きそばなら、UFOを始め色々出ていますが、鍋やフライパンを使ってインスタント麺を作る機会も減っているので、尚のこと「ホンコン焼きそば」は未知の商品でした。

大分県別府市は、私の住んでいる街から120キロほど、高速道路も使わず、日田市や湯布院を通って3時間ほどのドライブです。

国道210号線で湯布院まで行き、熊本の阿蘇から来た「やまなみハイウェイ(県道11号線)」と合流、左手に由布岳・鶴見岳を見ながら、城島高原の脇を抜け道が下り込むと、一気に目の前に別府湾、そして湯煙たなびく別府市に到着します。別府八湯と呼ばれるほど泉源の豊富な別府は温泉地として最高の場所です。

今回は出張で仕事ですから、温泉は無し。温泉饅頭を一つと、通りかかったスーパーで直ぐに発見しました。「ホンコン焼きそば」

5個パックで普通に販売しています。けして珍しいものではなさそうです。

全国版の商品なのかと、エスビー食品のサイトを見ると、なんとも自虐的な解説が書かれています。

B級グルメの決定版!?レトロ感覚の昔ながらの味わい

香港は様々な中華料理を味わえる都市。

その中華料理の調理法を習い、豚のだしとコシのある麺の食感にこだわりました。

ウスターソースに、豚肉・煮干し削りぶし・昆布エキスを使用し、さらに香辛料をミックスさせ熟成させました。

別添のかやく(ごま・青のり)でおいしさがよりアップします。

発売当時(1964年)は全国販売でしたが、現在では宮城県、大分県の一部、および北海道で発売されています。

自社サイトで、ここまで展開しているとは知りませんでした。現在はネット通販でも購入可能です。
https://www.sbotodoke.com/shop/pages/hongkong.aspx

さて、実食。

袋を開けて、フライパンに220mlのお湯を沸かし、味付け麺を入れ、ほぐして水分が無くなったら出来上がり。

添付のかやくを振りかけて出来上がりです。

簡単です。味は、インスタントです。中毒性があるらしいので、ほどほどにしておきます。

SNSに書き込みますと、やはり北海道民からの反応が熱く。ソウルフードというかスタンダードなのだと判りました。

他の地域の友人は、知りませんでした。

POSデータで商品の発注を管理していると、売り上げが立たないと棚から落ちていくのは仕方が無いのでしょう。

それにしても何故大分県だけがポツンと販売エリアなのかの謎は判りませんでした。

上田 和久

上田 和久

スタジオワーク合同会社 代表。熊本県生まれ。厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年1月コンサルタントとして独立。安全安心な食品を提供することに日々、注力する企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。 JHTCリードインストラクター

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