「手づくり」だから飽きない味。長年愛され続ける「立教大学 第一食堂」

立教大学生インタビュー

 立教大学の学生だけでなく、長嶋茂雄氏や古舘伊知郎氏など卒業生にも愛されているカツ丼は、本館をくぐった先にある「第一食堂」で味わうことができます。「ハリーポッター」のような雰囲気でも有名なこの「第一食堂」について、昭和25年から約70年、祖母の代から運営している株式会社平井の平井秀樹さまにインタビューさせていただきました。今回インタビューをさせていただく中で、「第一食堂」が愛され続けている2つの理由が見えてきました。

ラテン語で”食欲は理性に従うべし”

 「第一食堂」は現在でも、お昼の時間帯になると、多くの学生で賑わい行列になっている印象がありますが、1990年に新座キャンパスができる以前は、部活棟が池袋キャンパスにあったため、朝から晩まで、部活動を行う学生を中心にもっと多くの利用者がいたそうです。そのため、朝定食の提供や、コーヒーのサービスなども行い、体育会系の学生でも満足してもらえるような料理を作っていたそうです。しかし、新座キャンパスが建設されたこと、池袋キャンパスの校舎も立て替えられ、きれいになったことで、これまで利用が多かった「体育会系」「男子」学生向けではなく、「女子」学生向けのメニューの提供も開始したそうです。このような、ニーズの変化への対応が、愛され続けている1つ目の理由だと感じました。

後ろに食堂のメニューが!

 立教大学の池袋キャンパスには、「第一食堂」の他にも、「レストランアイビー」「カフェテリア山小屋」「9号館軽食堂」など、食事のできる場所がいくつもあります。その中でも特に人気なのが「第一食堂」。他の食事処とは違い、どれも「手づくり」という特長があります。できたものを温めるのではありません。食材を仕入れ、その場で職人さんが調理しているのです。例えば、ロングセラーの「カツ丼」。豚肉を購入し、叩き、衣を付け、揚げて、玉子でとじています。それが、390円で食べることができるのです。これは、「学生に人気のメニューを、安い値段で食べてもらいたい」「学生に喜んでもらいたい」との想いがあるからこそ、実現していることだそうです。この「学生への想い」「手づくり」という点が、愛されている2つ目の理由だと感じました。

第一食堂の2階でインタビューさせていただきました。

 現在は、新型コロナウイルスの流行によるキャンパスへの入構制限に伴い、密にならないよう、短時間で提供できる限られたメニューのみの販売となっています。実際私自身、多くのメニューがラインナップしている時の「第一食堂」を利用したことはありませんが、今回のインタビューを通して、「手づくり」にこだわった料理を早く味わいたくなりました。みなさんも、自由に入構できるようになった際には、ランチに「第一食堂」で愛され続ける学食はいかがですか?

「立教大学 第一食堂」

住所:東京都豊島区西池袋3-34-1

電話番号:03-3985-2202 (立教大学総長室広報課)

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