「学校給食」と「生産者」を「写真」でつなげる

FBプロデューサー日記

食べ物の好き嫌いはありますか?

私は子供の頃から好き嫌いはほとんど無く、苦味のある野菜に興味があり、山菜の天ぷらや、「つくし」の佃煮を親に作ってもらっていました。もちろん学校給食は大好きで、カレーや唐揚げ、牛乳、手作りの杏仁豆腐も美味しかったです。当時は先割れスプーンで毎日美味しく頂きました。

4月号(3月売り号)から連載がスタートした月刊誌「学校給食」は日本全国の学校で毎月定期購読されていることが多く、食の世界でお仕事をされている方は「見たことがある!」という方も多いかもしれません。業務用の「食」はとても幅が広く、私はさまざまな業界の方とお仕事をしていますが、月刊「学校給食」は栄養教諭が食育実践のガイド本として最新の事例を学ぶことができ、読み応えのある月刊誌です。

この本には栄養教諭の皆さんが、野菜をおいしく残さず食べてもらうために、調理方法や味付けを工夫して提供している事例がたくさん紹介されています。

彼らは他の「食」の業界とは違う指標で評価されます。出席人数分の給食の提供量に対して、された給食の量の割合「残食率」を確認し、きちんと栄養価が計算された給食を残さず食べてもらえるように、日々工夫をしているのです。栄養教諭の皆さんのおかげで、小学校に上がる前のイヤイヤ期にトマトは嫌い、ほうれん草は嫌だと言っていた子供たちが、小学校へ上がり、いつの間にか苦手な野菜を食べられるようになります。高学年になると、健康的な身体を作るため、バランスの良い献立について親に指導するようになります(笑)

今回、編集部の望月さんからお声掛けいただき、埼玉県で育つ、さまざまな野菜の写真を紹介していきます。埼玉県任命令和2年度「埼玉わっしょい大使」として取材した写真や、自分が育てている野菜を芽が出て、花が咲いて、実がなるまでを紹介します。3年間通っていた写真教室で、テラウチマサト先生から教えていただいた写真撮影のポイントについても、お話していきますので、栄養教諭の皆さんが、近所の生産者さんを訪問し、写真を撮って生徒さんに報告して頂けたらと思っています。さいたま市では、写真を撮っても良いですか?とお願いすると、喜んで協力してくださる生産者さんが多くて、見沼田んぼの畑の横に車を停めて、美しい自然の恵みに感動して写真を撮ることがあります。

最近は授業で使うツールが電子化されてきているので、読者の方は私の紹介した写真はダウンロードして使えるようになっています。

旬の食材便りとして写真とコラムで紹介する連載はカラー1ページです。(64ページ)毎日、学校給食で食べる野菜は、どんな所でどんなふうに育っているのか、温暖な気候の武蔵野の大地から旬をお届けしていきます。

どうぞよろしくお願いします。

石川 史子

石川 史子

東京都生まれ。立教女学院中学・高校を経て立教大学理学部化学科を卒業後、東京ガスに入社。炊飯器やピピッとコンロの技術評価や最適厨房研究会の運営等に携わり、2015年秋に東京ガスを退職。現在はフリーランスのコンサルタントとして活動をしています。リケジョとしての能力と、仕事を通じた調理機器メーカー、フランス料理界、居住地の埼玉県の農業と触れ合い、現在の厨房業界や農業、料理業界のPRに幅広く取り組んでいます。

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