weekly Food104 Magazine 2008年11月26日号

メルマガバックナンバー

● 新店オープン情報
● 日本外食ニュース
● 海外レストランNEWS 米国レストラン情報
● 食ビジネスニュースリリース
● 王利彰のレストランチェック
● 王利彰の米国外食情報

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ほっこり和食 莫莫居 鶯 (ばくばくきょ うぐいす)

東京都豊島区西池袋1-18-1 五光ビルB1
地図http://www.bakubakukyo.com/shop.html
TEL 03-3987-0085 FAX 03-3987-8377
ホームページ  http://www.bakubakukyo.com/
メールアドレス info@bakubakukyo.com
営業時間 年中無休(年末年始以外)
ランチ 月~日 11:30~15:00
ディナー 月~土 17:30~24:00
日・祝 17:30~23:30
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● 新店オープン情報 ———————————————-■□

■ プチ丼 「お米CCafe マキバスタイル」オープン

健康にこだわったおいしい食材を、すこしずつ、食べたい分だけ。そんな食を
提案する、新しいタイプのCafeレストラン「お米CCafe マキバスタイル」が
9/24にオープンしました。

ステーキ丼が食べたいけれど海鮮丼も食べたい!そんなあなたの希望にお答え
します。お米にこだわり毎日お店で精米したごはんは、オリジナル の8分づき
ごはん。ちょっと黄色みがかっていますが栄養価はバツグン。そんなごはんに
よく合う、オリジナルプチ丼メニューが約40種類。 おかずと合わせても約130g
だから、2杯・3杯いけちゃいます。

さらに3つのごはんのご注文で、自家製茶碗蒸し+利尻昆布でとった 赤出し+
自家製ぬか漬けをサービス。 コレステロール0のグレープシードオイルを使用
したオリジナルドレッシングや、利尻産昆布から取った和風出し、ブイヨンを
ひいて作ったスープなども自慢です。また精米した時に出る新鮮なぬかを毎日
数量限定でお客様に無料サービス。使い方は米ぬかを石鹸がわりに使用する米
ぬか石鹸がオススメ。おどろくほど手足がすべすべになります。

○メニュー例
黒ごま梅しそご飯/ガーリックベーコンライス  298円
ピリ辛アボカドまぐろご飯/みそヒレかつご飯/タコ飯Makiba風 399円
5種海鮮ご飯/フォアグラご飯/ステーキご飯  504円

○店舗データ
住所:東京都港区芝5-35-3-女性と仕事の未来館2F
アクセス:山手線・京浜東北線田町駅 三田口品川方面徒歩3分
地下鉄 三田駅 A1出口徒歩1分 JTBさんとなり
TEL:03-3457-2303
営業日・営業時間:平日/土曜 10:00~20:45
日曜 10:00~17:00
定休日:月曜・祝日(火曜不定休あり)

○URL: http://www.makiba-style.com

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● 日本外食ニュース ———————————————-■□

■ モンテローザ農業参入 茨城に用地借用、月内に栽培開始、自社店舗へ供給
2008/11/19 日経MJ(流通新聞)
http://www.monteroza.co.jp/pdf/081118MR_nougyou.pdf
http://news.r-jinzai.net/article/96778494.html

居酒屋大手のモンテローザは農業分野に進出する。茨城県牛久市から農地を借
りて、月末から有機野菜の生産を始める。

定食チェーンの大戸屋は水菜など葉物野菜の生産を来春にも始める。月内に山
梨県で水耕栽培用の施設に着工。

■ 「食の安全網」国内外で進化 シダックス、エスロジックス、中小供給先と
情報共有 2008/11/19 日経MJ(流通新聞)
http://www.shidax.co.jp/safety/slogix.html
http://www.sanyu-fs.co.jp/new_page_9.html
http://www.reishoku.co.jp/blog/2008/07/post_198.html

シダックスはいち早く食材調達の一元化に取り組んだ。2000年には大手食品卸
の国分の協力を得て、食品の一元調達システム「エスロジックス」を完成させ
た。

シダックスは同業の魚国総本社などと共同で2004年に共同購買機構「ファンズ
エーピー」を設立した。ここにエスロジックスの仕組みを当てはめた。

■ 「食の安全網」国内外で進化 カゴメ、フィールドマン、農薬監視、中国に
も移植 2008/11/19 日経MJ(流通新聞)
http://www.kagome.co.jp/hinshitsu/diary/index.html

カゴメは主力原料、トマトの安全性確保に精力的に取り組んでいる。中心とな
るのが「フィールドマン」と呼ぶ原料の栽培指導担当者だ。

■ グルメ杵屋系そば店、甘味メニュー充実、SCに出店
2008/11/19 日経MJ(流通新聞)
http://nr.nikkeibp.co.jp/topics/20081010/
http://www.mec.co.jp/j/news/pdf/mec080828_1.pdf

グルメ杵屋の100%出資子会社で飲食店運営のともえ商事は、甘味メニューを充
実させたそば店の展開を始めた。ショッピングセンター(SC)向けに開発した
業態で、店名は「そば・甘味むぎ花」。このほど東京都江東区のSC内に一号店
を開業した。

■ サカタのタネ 「王様トマト」をメニューに入れて、居酒屋・総菜店に提案
2008/11/19 日経MJ(流通新聞)
http://www.sakataseed.co.jp/recommend/vegitable/ousama/index.html

種苗大手のサカタのタネは居酒屋や総菜店向けに、自社のトマト「王様トマト」
を使ったメニューの提案を始めた。

■ フレンドリーがステーキ値下げ、3品対象最大12%
2008/11/19 日経MJ(流通新聞)
http://news.r-jinzai.net/article/109931418.html

関西のフレンドリーは主力業態のファミリーレストラン「フレンドリー」全47
店舗で、ステーキメニュー3商品を値下げした。

■ 大庄、すし29店取得、寿司岩から
2008/11/19 日経MJ(流通新聞)
http://news.r-jinzai.net/article/109892524.html
http://www.daisyo.co.jp/ir/pdf/press/20081112.pdf

居酒屋チェーンの大庄はすし店などを運営する寿司岩から事業を譲り受ける。
対象はすし店「築地寿司岩」の29店と弁当やおせちの外販事業で、取得額は3
億5,000万円。海鮮などの食材の仕入れや調理人の確保などで相乗効果を見込
む。

■ つぼ八、12品398円セール
2008/11/19 日経MJ(流通新聞)
http://news.r-jinzai.net/article/109892158.html
http://www.tsubohachi.co.jp/tbh/etc.php?eid=00048&show=1

居酒屋チェーンのつぼ八は、食事メニューや生ビールの一部商品を398円均一
で提供する。30日までの期間限定で、東日本地域にある「つぼ八」の約150店
が対象となる。

■ ドリームコーポレーション、新千歳限定ベーグル
2008/11/19 日経MJ(流通新聞)
http://www.dreamcorp.co.jp/

ベーグル専門店「ベーグル&ベーグル」を運営するドリームコーポレーション
は北海道の新千歳空港で限定ベーグルを販売する。

■ ハウス食品、レンジで温めるチョコ飲料発売
2008/11/19 日経MJ(流通新聞)
http://housefoods.jp/products/catalog/cat_1,1272,1416.html

ハウス食品は電子レンジで温めるチョコレートドリンク「ショコラマイスター」
を発売した。

■ ピザーラが冬限定商品
2008/11/19 日経MJ(流通新聞)
http://www.pizza-la.co.jp/cm/

フォーシーズはピザ専門店「ピザーラ」で、来年3月15日までの期間限定で、
新商品3品の販売を始めた。北海道産ポテトやズワイガニを使用し、冬の季節
感を出した。

■ 日本食研、調味料値上げ
2008/11/19 日経MJ(流通新聞)
http://news.nissyoku.co.jp/Contents.aspx?pid=urn%3Anewsml%3Anissyoku.
co.jp%3A20081117%3AHAMAOKA20081110024639351%3A1
http://www.nihonshokken.co.jp/releace/20081117-01.pdf

調味料大手の日本食研は17日、業務用製品を値上げすると発表した。

■ 王将フード、逆風下の快走 今期売上高最高へ、秘訣は… メニュー決定店舗
に裁量 2008/11/21 日経MJ(流通新聞)
http://blogs.yahoo.co.jp/smura814/49099347.html
http://www.nishimura-sec.co.jp/stock/pdf/9936_08_07_24.pdf

中華料理店「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの業績が好調だ。
2009年3月期の連結業績は経常利益が4%増の54億3,900万円、売上高は6%増の
528億円といずれも過去最高を見込む。

■ 食の脅威、社内Gメン防御、ゼンショー、食品安全追求本部
2008/11/19 日経MJ(流通新聞)
http://www.zensho.co.jp/fspu/about/index.html
http://www.saizeriya.co.jp/ir_info/jp/release.html

日本国内でメラミン問題が耳目を集める2カ月ほど前の7月、メラミンの独自検
査を準備していた企業がある。「すき家」などを運営するゼンショーだ。
同社には「食品安全Gメン」とも呼べるような組織がある。名称は「食品安全
追求本部」。30人強の陣容を擁し、国の内外を問わず、国際機関や各国の政府
機関、一般企業が開示する情報を収集している。

ピザにメラミンが混入していたサイゼリヤは、注意義務の範囲を際限なく広げ
る考え方に同調しない。現在は国産のピザ生地を使ってメニューを提供してい
る。しかし中国の乳製品が完全に安全と判断できた時点で、再び金城製のピザ
生地を使う可能性があるという。

■ 「値ごろ感」に知恵絞る 節約需要取り込み リンガーハット 1食500円の
総菜店 オリジン 300円台の弁当充実 2008/11/21 日経MJ(流通新聞)
http://www.ringerhut.co.jp/ir/investor/pdf/invester_vol3.pdf
http://www.toshu.co.jp/news/company/index.html

総菜や弁当などの中食業界で、価格を抑えた商品構成にする動きが広がってい
る。リンガーハットはとんかつなどの総菜と弁当を持ち帰り用に販売する専門
店を出店する。

オリジン東秀は11月から関東地区の店舗で400円以下の弁当の種類を増やした。
従来あった「のり弁当」「特のり弁当」など三品に加え、「エビカツ弁当」や
「デミグラスハンバーグ弁当」の2品を新たに販売している。

■ マルシェ、くしカツ店、出店加速、居酒屋より客単価低く
2008/11/21 日経MJ(流通新聞)
http://www.marche.co.jp/contents/kushiman/index.html

居酒屋「八剣伝」のマルシェは2009年春から、くしカツ専門店の出店を増やす。
主力の居酒屋に比べ客単価が低いくしカツ店で新しい客層を開拓、新しい収益
源に育てる。店名は「串(くし)まん」。

■ サイゼリヤ、新業態開発へ組織再編、担当役員など配置
2008/11/21 日経MJ(流通新聞)
http://www.saizeriya.co.jp/ir_info/jp/release.html

サイゼリヤは新業態の開発や海外出店を拡大するため、組織を再編した。取締
役の役割も変更。従来は営業担当と人事、経営企画しかいなかったが、新業態
開発や海外担当を管轄する役員を設けた。

■ スターゼンとアスラポート、業務提携を検討
2008/11/21 日経MJ(流通新聞)
http://www.ryutsuu.biz/strategy/a111316.html
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=205176&lindID=4

外食フランチャイズチェーン(FC)の加盟店などを運営するアスラポート・ダ
イニングは食肉卸大手のスターゼンと業務提携する方向で検討に入った。商品
の共同開発や食肉を核とした新業態店の開発などでの連携を視野に入れている。
外食業界を取り巻く環境が厳しいなか、他社との連携により競争力を高める狙
い。12月中にも正式に合意する見通し。

■ クラシエフーズ、体から香るガム、ボトル入り発売
2008/11/21 日経MJ(流通新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081119-00000023-maibz-ind

クラシエフーズは24日、板ガムで販売していたガム「オトコ香る。」のボトル
入りを発売する。かんだ後に体から良いにおいを発散するのが特徴。

■ 吉野家、BOSS飲めば牛丼50円引き、サントリーと連携
2008/11/21 日経MJ(流通新聞)
http://ushi.donburi.net/archives/news/

吉野家はサントリーと組み、自動販売機を通じて缶コーヒー「BOSS」を購入し
た消費者を対象に、店頭で牛丼などを50円割り引くキャンペーンを始めた。
吉野家とサントリーのBOSSは購入層が重なり、相乗効果が高いと判断した。

■ 日清食品、「蒙古タンメン」、即席めんで再現
2008/11/21 日経MJ(流通新聞)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20081119/1021082/
http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_release.html?nid=1471

日清食品は有名ラーメン店「蒙古タンメン 中本」の味を再現した即席めんを
26日に発売する。同店とセブン―イレブン・ジャパンと共同開発し、具材やス
ープの細部までこだわった。

■ ダイナック社長若杉和正氏――収益回復、コツコツと(味かげん)
2008/11/21 日経MJ(流通新聞)
http://www.in-shoku.info/foodfighters/vol3.html
http://www.gaisyoku.biz/pages/story/dynac/dynac_04.cfm

「お客様目線の活動を徹底したい」と話すのはレストラン・バーのダイナック
の若杉和正社長。

■ 「すかいらーく」全店廃止、ファミレスの先駆け、低価格店に転換
2008/11/23 日本経済新聞 朝刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081123AT2F2200M22112008.html

経営再建中のすかいらーくは2009年12月期中に、ファミリーレストラン「すか
いらーく」全店を廃止し、低価格店「ガスト」や「ジョナサン」に転換する。

■ コメ卸のライスフレンド、米穀店限定の銘柄米、山形産に続き福岡産
2008/11/24 日経MJ(流通新聞)
http://www.ricefriend.com/saya/index.html

コメ卸のライスフレンドは販路を米穀店に限定した米の取り扱いを拡充する。
今月から新たに福岡県産の「SAYA(サヤ)」の販売を始め合計2銘柄とした。

■ 伊丹市場に直売所、兵庫六甲農協、研修室も併設
2008/11/24 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081119c6b1901v19.html
http://www.jarokko.or.jp/Contents/Agri/Fair/2008/Smile_open/Open.htm

兵庫六甲農業協同組合は兵庫県伊丹市に農産物直売所「スマイル阪神」を開店
した。

■ 温泉水でタラの芽栽培、新潟の後藤組が新事業、熱を利用しコスト減
2008/11/24 日経MJ(流通新聞)
http://news.r-jinzai.net/article/110165961.html
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081119c3b1904p19.html
http://www.gotogumi.jp/sonota/taranome.html

建設業の後藤組は温泉水を使って栽培したタラの芽を12月末から出荷する。こ
れまで未利用だった温泉水をホテルから譲り受け、熱を利用して栽培すること
でコストを抑える。

■ 北海道の産学官組織、除雪後の雪使い農産物貯蔵
2008/11/24 日経MJ(流通新聞)
http://www.shokubi.jp/katsudou/katsudoh01.htm
http://www.tokachi.co.jp/kachi/0810/10_28.htm

北海道内での食料貯蔵施設の整備を求める産学官組織、大規模長期食糧備蓄基
地構想推進協議会は、除雪後に捨てられる雪や氷、凍土を活用し、農産物を低
コストで貯蔵するシステムの開発に着手した。

■ 開発物語―群馬県漬物工業協同組合、「キャベツキムチ」(食材最前鮮)
2008/11/24 日経MJ(流通新聞)
http://www.tsukemono-japan.org/gunma/kumiai/news.html
http://takasaki.keizai.biz/headline/414/
http://www.karakkaze.com/a16.shtml

キムチといえば白菜キムチ。だが群馬県では特産のキャベツを使ったキムチ作
りが行われ、注目を集めている。群馬県漬物工業協同組合と群馬県に工場を持
つ漬物メーカーの新進が独自の製法で「キャベツキムチ」を開発、県内に展開
するスーパーや土産物店で売り出し中だ。

■ 虎屋の「トラヤカフェ」、企画攻勢、イメージ一新―若年層への訴求狙う
2008/11/24 日経MJ(流通新聞)
http://www.toraya-group.co.jp/cafe/index_h.html

和菓子の老舗、虎屋(東京・港)のカフェ業態「トラヤカフェ」が今秋、立て
続けにイベントを催した。若い女性を中心に新しい顧客層をひきつけ、ブラン
ドイメージを浸透させようとしている。

■ ロッテリア、国産ポテトを丸揚げ、関東の52店で販売
2008/11/24 日経MJ(流通新聞)
http://news.r-jinzai.net/article/110169290.html
http://www.lotteria.jp/special/sanchoku-potato/
http://www.lotteria.jp/news/20081120-1/index.html

ロッテリアは関東の52店舗で、国産のじゃがいもをまるごと揚げた新商品「産
直まるごとポテト」=写真=の販売を始めた。旬によって使用するじゃがいも
の品種を変えるなど素材にこだわった。併せて、人気商品の「絶品チーズバー
ガー」にしっかりとスモークしたベーコンを挟んだ「絶品ベーコンチーズバー
ガー」を投入した。

■ カルピス、お湯割りタイプ、濃縮飲料を拡販、冬商戦、家庭向けに
2008/11/24 日経MJ(流通新聞)
http://www.calpis.co.jp/corporate/press/nr_00147.html

カルピスはお湯で割るホットタイプの濃縮飲料を拡販する。冬商戦向けにスー
パー約4,000店の飲料売り場に専用の陳列棚を置く。飲み方などを書いた専用
のPOPも付け消費者の目をひきつける。ホットタイプの濃縮飲料の販売はここ
数年、ココアなど他のホット飲料から需要を奪って好調に推移している。大掛
かりな販促策で消費者をつなぎ留める。

■ モンテローザ、もつ料理の新業態2種、家族客取り込む
2008/11/24 日経MJ(流通新聞)
http://www.monteroza.co.jp/

居酒屋大手のモンテローザは、ホルモン料理店「ホルモンおいで屋」と、しゃ
ぶしゃぶ・もつ鍋の専門店「千年のお鍋」を開発した。食べ放題や割安な価格
設定にして、居酒屋の既存業態よりも食事需要を取り込み、家族客など新規客
層を開拓する。

■ 主要32社、10月、外食売上高、10社が増加――家族向け業態は不振
2008/11/24 日経MJ(流通新聞)
http://news.r-jinzai.net/article/110166802.html

主要外食32社の10月の既存店売上高は、10社が前年を上回った。9月は7社で、
3社増えた。ファミリーレストランや回転ずしなど家族向け業態の不振が10月
も目立った。ファストフードなど低価格系チェーンは比較的堅調で、消費者の
低価格志向が一段と進んでいるとみられる。

■ ロイヤルHD、子会社を集約、ファミレス運営など
2008/11/24 日経MJ(流通新聞)
http://www.royal-holdings.co.jp/co/history/index.html

外食大手のロイヤルホールディングスは子会社を再編する。ファミリーレスト
ラン「ロイヤルホスト」を運営する子会社2社を統合。他の飲食店を運営する
子会社4社も2社に集約する。主力のロイヤルホストを中心に苦戦が続いている
ことから、間接部門を圧縮する。

■ ボージョレ需要4年で半減「お祭り」終わり、問われる商品力(ふーど記)
2008/11/24 日経MJ(流通新聞)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/retail/197318/

今年もフランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」が解禁となった。
2008年の販売数量はサントリーの予想では07年の2割減。07年も3割減で、ピー
クだった2004年の104万ケースから4年で半分程度まで落ち込む計算だ。一時の
過度な人気の調整中というところだろうか。

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● 海外レストランNEWS 米国レストラン情報 ————————■□
ラスベガス発― カズコ・デイビスの米国サウスウエスト食事情

■ チャーリー・トロッターで驚きの懐石料理に出合う (その2)

80年代のGMやGEその他大手メーカーに勤めるホワイトカラーの夢は自家用ジェ
ットに乗れるくらいの大物になることだったのが、90年代に入ってスーツを捨
て、ファーストクラスにも乗らないITの旗手ビル・ゲイツみたいな人が出てき
て、21世紀に突入。でも911のテロ以降、IT神話も崩れてしまって、これから
どうなってしまうんだろう?と思いながらも住宅の値段は2001年以降うなぎ上
りで、不動産、金融、証券、先物買取引関係者はNY,シカゴ、ラスベガスで美
酒、美食に明け暮れていました。ところがこの2008年9月、突如100年に一度の
大恐慌騒ぎ、GMの社長がワシントンの議会公聴会に出席の際、会社のジェット
機で行った事が物議を呼び、ジェット機は売りに出すことになったとか。アメ
リカン・ドリームはどこへ飛んで行ってしまうのでしょうか?

でもこの不景気の中、ラスベガスでは好景気の最中に計画がされた高級カジノ
がいくつかオープンするという、ちょっと皮肉な状況です。その一つがVENETI
AN(ベネチアン)の姉妹ホテルのPALAZZO(パラッゾ)そして、来月クリスマ
ス前にはWHNN(ウイン)の双子タワーが出来上がり、ENCORE(アンコール)と
名付けられました。「アンコール」とはなんとも粋な名前を付けたものですよ
ね。ウインの隣に全く同じデザインのタワーをもう一つ建て、オープンは12月
22日です。ベネチアンもウインもマカオにもあるそうですが、本家本元のラス
ベガス、是非とも華やかなオープニングでアンコールの喝采になることを期待
します。

私個人にとってこの不景気騒ぎでいいことは、外食が安くなりつつあることで
す。シカゴより何を食べても2割は高いし、チップもラスベガスとなると沢山
あげないとカッコつかないし、困ったなぁとシカゴから引っ越してから思って
いたのです。最近は新聞やダイレクトメールで結構高級なレストランの半額の
クーポン券が入っていたり、お店の人も頑張らないとお客さん来ないから、色
々サービスを考えるだろうから良いんじゃないでしょうか。TGIフライデーズ
なんかも、ランチ5ドルほどの特別メニューを出し始めました。ローティサリ
ーチキンで一時すごい人気だった、ボストンマーケットなど明日木曜日の感謝
際の売り上げを目指してか、なんとチキン丸ごと1羽が1.99ドルです。

感謝際と言えば、クリスマス向けビックセールです。普通この金曜日からセー
ルに突入なんですが、この不景気で前倒し先週の土曜日あたりからアウトレッ
トのブランド物も5割引セールとか福引みたいなものもやり始めています。私
も早速カバンを買いました。D&Bというブランド、コーチの次にこのバッグ持
っている人が最近多いようです、手頃な値段でしっかりした作りなので飽きが
きません。元々200ドル近かったバックが、アウトレット価格で126ドル、その
上このセールで税込みなんと97ドルで買えて、嬉しかったです。

そして話は今回食べた懐石料理に戻りますが、シカゴの Charlie Torotter
(チャーリー・トロッター)がPALAZZO(パラッゾ)内に最近オープンして、
混んでいるのかなぁと思いきや、金曜日の5時に行っても懐石料理専門のカウ
ンター席は私のみでした。(日本のお寿司屋さんを意識して造ったようです)
お客がいないのはちょっと寂しいですが、シェフと色々お話できて充実のひと
時でした。シカゴの本店に数年前行った時には平日でも満席で、10時近い時間
でないと席が取れなかったものですが、ここにも不景気の波が押し寄せている
のでしょうか?懐石のカウンター席以外は、バー・カウンターとメインダイニ
ングがありますが、ダイニングの方も5組くらいしかいない様子でした。シカ
ゴの本店はコンテンポラリー料理というカテゴリーで雑誌に紹介されていて、
常に人気投票で2位の店です。1位はその時々の流行のお店で変わりますが、毎
年2位という安定した店です。

このチャーリー・トロッターというシェフはシカゴの有名人で、「アメリカ人
にしてはニコリともしない、味に厳しいストイックな人だ」と直接会った人に
聞きました。今回Hさんというまだ20代だと思われる、日系人のシェフがカウ
ンターでサーヴしてくれましたが、「チャーリーさん、きびしいでしょ?」と
聞いてみたところ、「でも甘かったらダメだからね。」と真剣な眼差しで話し
てくれました。このHさん、H君と呼びたいようなまだ、ほんの若い青年です。
カウンターで彼を見たとき白い帽子は被っているものの、茶髪の長い髪が帽子
からはみ出し、「この子大丈夫なんだろうか?」と一瞬不安になりました。あ
のチャーリー氏の店だから味に間違いはないだろうと気を取り直しましたが、
心配する必要の全く無い内容でした。

このパラッゾ内の店は「レストラン・チャーリー」という名前で「コンテンポ
ラリー」でなくて、「グローバル・キューイジィーヌ」というカテゴリーでパ
ラッゾのサイトで紹介されています。確かに世界中の食材、特にチャーリー氏
は和食の食材にぞっこんのようで、グローバルとは便利な名前を付けたもので
す。どんな食の変化、流行にもこの名だったら対応出来ますものね。ただ、こ
の店キャビアはありますが、フォアグラはご法度なんです。チャーリー氏は動
物愛護の観点から、フォアグラ生産に対する反対運動の旗手を務め、とうとう
シカゴのダウンタウンのレストランではフォアグラを出してはいけないという
法律の制定まで推し進めてしまいました。ただし、禁止は市内のみで、シカゴ
郊外では食べれますけどね。シェフH君にちょっと意地悪で「フォアグラが好
きなんですけどね。」と言ったら「出してあげたいけど、首になっちゃうよ。」
と英語訛りの日本語でユーモアたっぷりに応対してくれました。

兎に角、この店お料理もさることながらサービスが最高、チャーリー氏譲りの
ニコリともしない、きびきびした接待で気持ちいいことこの上なし。そこらへ
んのサービスの技とメニューの内容は次回詳しく書きます。皆さんにお話した
いことが沢山あるんですよ。

最後にラスベガス全体の失業率は全米一だとかで7%です。そして、不動産の銀
行指し押さえ物件も全米一多いそうです。カジノ6万人の首切りなんていう噂
もあり、これからどうなってしまうのでしょうか?2000年以前は日本人も年間
50万人遊びに来ていたそうですが、2001年以降最悪の時は17万人まで落ち込み
最近は20万人まで戻ったそうです。是非ともこの円高の中ドリームジャンボ宝
くじより、カジノで夢を叶えて見て下さい。100ドルはしていた、ラスベガス
の色々なショーも今なら安く見ることも出来ますので、一度お越しください。

http://venetian.com/

http://www.palazzolasvegas.com/restaurantcharlie.aspx

(ネバダ州ラスベガス在住 カズコ・デイビス)

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● 食ビジネスニュースリリース —————————-■□

■ カレーハウスCoCo壱番屋にて、期間限定メニュー「スープカレー」を販売

株式会社壱番屋は、「スープカレー(ライス付)」(630円/税込)を、期間限
定でカレーハウスCoCo壱番屋(国内1,131店舗/20年10月末現在)にて12月1日
(月)から販売します。

スープカレーは12月1日(月)から2月28日(土)までの期間限定販売です。
ナス、ピーマン、ジャガ芋、ニンジンなどの大きめにカットされたボリューム
たっぷりの野菜で、ヘルシーなスープカレーに仕上げました。温かいスープカ
レーは、一口食べれば心も体もほっと温まる、寒い季節にぴったりの一品です。

同商品には、CoCo壱番屋のカレーメニューの全てのトッピングができるため、
お客様のお好みに合わせたオリジナルのスープカレーが楽しめます。ライス量
大盛、小盛もご用意しておりますので、たくさん食べたいお客様からそうでな
いお客様まで幅広くお楽しみいただけます。

また、スープカレーの販売と同時に新メニュー「グリーンスープカレー(ライ
ス付)」(680円/税込)、「肉じゃがコロッケカレー」(630円/税込*)を
12月1日(月)から2月28日(土)までの期間限定で販売します。

グリーンスープカレーは、タイ風をイメージし緑色でピリッと辛いスープ(コ
コナッツミルク風味)で、辛いだけではなくコクのあるスープに仕上げました。
肉じゃがコロッケカレーは、恒例となりました季節のコロッケシリーズの第4
弾です。ホクホクの北海道産ジャガ芋を使用し、「どこか懐かしい味」をイメ
ージした肉じゃがコロッケが自慢です。

*東京23区、大阪(北区、中央区、福島区)、新横浜駅店の各店舗では、650円
(税込)です。

○URL:http://www.ichibanya.co.jp

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● 王利彰のレストランチェック———————————–■□

■ 飯能のレストランとお酒 その2

飯能がすっかり気に入り、埼玉の酒蔵が35ほどもあることに感銘し、再び飯能
の幾つかの店舗とK常務にご推薦いただいた近くの幾つかの酒蔵を訪問するこ
とにしました。前回は西武線で訪問したのですが、今回は関越を使って車で訪
問し、お酒を買ってくることにしたのです。

まず、越生にある来陽(らいよう) 越生酒造(資)を訪問しました。うっか
り車で通り過ぎるほどのこじんまりした蔵ですがその、シックな作りには関心
します。また出てきた親父が絵に描いたような頑固者でした。その頑固な親父
が自信たっぷりに「うちの酒は本物だ。26種類あるので、どれかはあんたに合
うはずだ」と言い張ります。試飲は出来ないので、しょうがないので、親父の
薦める酒を3本ほど仕入れてきました。そのうちの一本を飲むと、くせのある
味で、好き嫌いが分かれるでしょう。でも辛口はコクがあり、飲みやすいだけ
の水っぽいお酒とは異なります。

次に向かったのは毛呂山町の琵琶のさゞ浪ブランドの麻原(あさはら)酒造株
式会社です。ここは越生酒造のがんこ親父とは打って変わって、優しい女性が
出迎えてくれました。あいにく、新酒への切り替わり時期で、殆どお酒はあり
ませんでしたが、4種類ほど購入してきました。琵琶のさゞ浪は来陽よりも飲
みやすかったですね。美味しそうな琵琶のさゞ浪 は純米酒、純米吟醸、純米
大吟醸、があり、やはり純米大吟醸は口当たりがよいですね。 また、読者の
女性の方はここのフルーツリキュールの大ファンです。次回に挑戦しましょう。

さて、お酒を確保したらお腹が減りました。前回、飯能を訪問した際に気にな
った鰻屋がありましたので、そこに行くことにしました。飯能の駅からちょっ
と離れた昔の花街の近くに佇む、創業100数年の畑屋というお店です。麻原酒
造から車で30分ほどで到着しますが、途中、数軒の酒蔵があり、思わず途中下
車したくなりましたが、空腹に耐えかねて運転をしました。

やっとクラシックな外観のお店に入りましたが、客は私だけです。早速メニュ
ーを拝見。雑誌の紹介記事によると元々は料亭だったのですが、昭和62年から
鰻専門店になったそうで、鰻は三河や九州の国産物のみを使い、お米は栃木県
のコシヒカリを使っています。横の古い入り口を間違って入ったら、昔は格式
の高い料亭だったことが伺える重厚な造りです。現在の店舗の入り口から入り
直すと、8人がけの大テーブルと4人がけのカウンターのこじんまりしたお店で
す。

早速メニューを拝見。
かさね重(きも吸、お新香付、御飯の中にも鰻が入っています)3,885円
松うな重(きも吸、お新香付)3,150円
竹うな重(きも吸、お新香付)2,625円
梅うな重(きも吸、お新香付)2,100円

とあります。値段は結構高めで、麻布の野田岩に負けません。私は鰻数匹を使
ったかさね重を注文しました。待つこと30分で出来上がりました。ずいぶん早
いですね。

野田岩などはタレが辛すぎるので、半分くらいにしてくれとお願いします。今
回も少なめにお願いしましたが、畑屋のタレは辛くなく美味しかったですね。
ブログではちょっと御飯が柔らかいと指摘していましたが、確かにちょっと柔
らかめですが、私は柔らかめの御飯が好きなので問題はありませんでした。
こんな駅から離れた場所に美味しい鰻屋があるとは面白い飯能の町ですね。

さて、食後は飯能名物、大里屋の四里餅です。以前、訪問したときにお土産に
貰いえらく気に入りました。つきたての餅に餡をで餡を包んだ、何の変哲もな
いお菓子ですが、その素朴な味が美味しいのです。説明書に本日中にお召し上
がりくださいとあります。翌日になると硬くなってしまうのです。そのためか
早朝から営業し、午後3時頃には売り切れとなってしまう人気です。近所のゴ
ルフ場でのお土産に人気があるようで、辺鄙な場所にお店はあるのですが、お
客様が絶えない名店ですね。なお、四里餅を売っているお店は本店と支店があ
りますので、ご注意くださいね。

これで、お酒、食事、デザート付の食べ歩きは終了です。でも、飯能ってなか
なか面白い町ですね。これからしばらく、通いましょう。

なお、前回と今回ご紹介した3つの酒蔵のお酒は莫莫居鶯に12月には取り揃え
ますので、お楽しみくださいね。

蔵名:越生酒造(資)
ブランド名:来陽(らいよう)
住所:入間郡越生町大字越生852
TEL: 049-292-2300
FAX: 049-292-2649
HP:http://raiyo.jp/welcome.htm

蔵名:麻原(あさはら)酒造株式会社
ブランド名: 琵琶のさゞ浪
住所: 埼玉県入間郡毛呂山町毛呂本郷94
TEL: 049-294-0005
FAX: 049-294-0189
HP: http://www.musashino-asahara.jp/index.html

蔵名:五十嵐酒造株式会社
ブランド名:天覧山
住所:埼玉県飯能市大字川寺667-1
TEL:042-973-7703
http://www.snw.co.jp/~iga_s/list/muroka/index.html

店名:畑屋
住所:〒357-0038 埼玉県飯能市仲町21-16
電話:042-973-3028
ブログ: http://suno-p.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_beaa.html

店名:大野屋
住所:埼玉県飯能市永田453
電話:042-972-3600
HP:http://www.citydo.com/prf/saitama/guide/sg/255001660.html

ブログ:http://homepage1.nifty.com/oyazi/hanno/Vol17/index.htm
http://smz.que.jp/foods/4rimochi.htm

飯能市HP:http://www.city.hanno.saitama.jp/

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● 王利彰の米国外食情報—————————————–■□

NRN誌 11月24日号
■ 自動車産業の不振がレストランチェーンの一部に大きな影響を与える

ビッグスリーのCEOが政府支援を受けるために、ワシントンでの政府公聴会に
出席しなければならないほど、自動車産業は深刻な状況に陥っていますが、
その影響が、自動車産業の多い地域に展開するレストランチェーンに出そうだ
と、アナリストは予測しています。

カリフォルニアとフロリダ州はサブプライム問題による住宅不況で深刻な経済
状態に陥っていますが、その影響を受けて深刻なのはミシガン、オハイオ、ケ
ンタッキー州などの自動車産業の工場が多く立地している地域です。その地域
に多くの店舗を出店している、Bob Evans Farms, Buffalo Wild Wings、%n
Texas Roadhouse 等のチェーンは大きな影響を受けると見られています。

ファミリーレストランのBob Evansは 47%の店舗がミシガン、オハイオ、ケン
タッキー州に展開しています。鳥手羽先唐揚げ専門店のBuffalo Wild Wingsの
25%の店舗はその3州に、 Texas Roadhouse チェーンの13%はその3州に展開し
ているからです。その他のチェーンの3州への平均的な出店率は10%以下に過ぎ
ませんから、その3つのチェーンの深刻さがわかるでしょう。

Bob EvansとTexas Roadhouseは直近の第3四半期の既存店の対前年比売上はマ
イナスですが、Buffalo Wild Wingsは既存店対前年比売上が+6.8%と健闘して
います。自動車産業のフォード、GM、クライスラーの3社と部品供給会社の3州
における従業員総数は973,000人で、それらの地区の失業率は全国平均の6.5%
を上回っています。ミシガン州は8.7%、オハイオ州は7.2%ケンタッキー州は
7.1%です。

■ チーズケーキファクトリー(Cheesecake Factory)は低価格メニューに挑戦

既存店の対前年比売上の低下と二桁の利益減少に対応するために、チーズケー
キファクトリーは新しい低価格の料理を発売すると発表しています。これは、
これからの収穫感謝祭からクリスマスにかけての休暇シーズンに対応するもの
です。

同社のメニューは200種類と多いのが売り物ですが、新メニューはそれに追加
するものです。比較的に低価格のメニューですが、テストの結果、平均客単価
は多くなります。

同社の平均客単価は18ドルで、1店舗の平均年商は10ミリオンドルと業界一で
す。144店舗を展開する同社低価格メニューの他の対策は、料理のテイクアウ
トとケータリングへの訴求です。

また、来店頻度の対策として、ゲストカードを発行して2回目の訪問で、10ド
ルの割引か、チーズケーキのサービスをします。この期間限定のゲストカード
の回収率は5%です。

今後、同社の冬のメニュー改定に際して、価格を上げる予定です。同社の現
在のメニュー価格は既に前年同時期の2.5%アップとなっています。チーズケ
ーキファクトリー社は同名のチェーン店の他に、13店舗のGrand Lux Cafeと
RockSugar Pan Asian Kitchen1店舗を経営しています。

■ ピザのパパジョーンズ(Papa John)はフランチャイジーへの支援をします

全米第3位のピザチェーンの同社は国内のフランチャイジーに、ロイヤリティ
ーの0.25%減免などの支援策を実施します。同社は全世界で3,317店舗、米国内
で2,128店舗をフランチャイズ展開しています。この支援策によりドミノピザ
やピザハットの伸びを上回ろうというものです。

同社は、この不況下を乗り切るための指標は、不振に寄る既存店閉鎖数である
と見ており、その対策として、フランチャイジーの支援をする模様です。
同社のフランチャイジーの支援策として、既に10月にフランチャイジーに供給
するチーズ価格の低下を実施しています。

今後の追加のサポートとして第4四半期から来年にかけて不振の地域のフラン
チャイジー支援のために地域別の販売促進のサポートを強化と、その地域の金
融機関と提携して、貸し出し枠の増加をします。

これらの支援により同社は第4四半期において3ミリオンドル、2009年には10ミ
リオンドルの負担をします。

■ ジャンバジュース(Jamba)社はオーガニック食品の持ち帰りのテストを実施

健康食品の専門店のOrganic To GoとJamba Juiceは共同で、オーガニックメニ
ューをジャンバジュースの西海岸の店舗でテスト販売をします。

昨年来、ジャンバジュース社は健康的なメニューの販売をするとして、売上を
回復するとしていました。今回のテストマーケットはカリフォルニア州LAの
Orange County、ワシントン州Bellevueで、販売商品はOrganic To Goブランド
の持ち帰りサラダ、サンドイッチ、ラップ、クッキー、ヨーグルトパフェ、等
です。このテスト結果が好調であれば、ジャンバジュースの749店舗に拡大す
る予定です。

シアトルに本社を構えるOrganic To Goは33店舗のファストカジュアルの店舗
と、オーガニック食材の卸売り店を一般対象に120店、大学内に15店、空港内
に9店舗を運営しています。直近ではサンディエゴ空港内にフランチャイズ店
舗を開店予定です。

■ ベーカリーカフェチェーンのCosi社は根本的な解決策を模索しています

152店舗のベーカリーカフェを経営するCosi Inc.社は取締役会が会社を売却す
るか、資本政策の根本的な見直しを専門家を採用して検討開始をしました。
同社の9月末の四半期で売上低下による巨額の赤字を計上し、株価は1ドルを割
り、直近では40セントまで低下しました。今年1月からの株価は82%の低下です。
現在の総株価は16.3ミリオンドルで会社の資産価値の12.2ミリオンドルに近づ
いており、会社の売却も視野に入れています。

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